雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-47、養蜂農家に出会った

このあたりは有名な撮影スポットという話をしたけど、後でパンフレットを見て
みたら中国で撮影家が一生の間に訪れないといけない50の場所の内の1つって
書いてあった。それがどんな根拠があるのかないのかそれについては定かではない。
もう少し先に進むと、小さな小屋の横に停まった。

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ここも撮影スポットらしい。降りてみると小屋の前に小さな箱が並んでるのは
養蜂用の箱ではないのか。

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小屋の裏の方では犬がワンワン吠えている。やかましく吠えながらぐるぐる回って
いるけど特にわしらに噛み付いてやろうという気持ちはないみたいだ。機嫌も
悪くない。ただ吠えたい気分なだけなんかもしれん。

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それにしてもこんなとこでミツバチを飼えるなんて、やっぱり山また山と果てしなく
続くうねうねの中でええ空気を吸うてええ花が咲いて、それがええ景色になって、
その花の花粉を食べたミツバチがええ蜂蜜を作るんやろなあって思う。そうなると、
蜂蜜を買いたいという期待が持ち上がる。村の中か、ホテルの中かでそういうものを
売ってたらええなあと思う。野山のキノコとか蜂蜜とか山のお茶とか色々珍しいものに
出会えるかもしれん。もしかしたらバイヂュウ(白酒)に浸けた怪しげな動物のエキスにも
出会えるかもしれん。そっちのほうはあんまり望むところではないけど。
ということで、その後、たまたまホテルで売る気ない状態で置いてあった蜂蜜の
中からアカシヤの花の蜜のやつをゲットした。このプラスチック瓶一杯で、100元
(約1500円)なんと安いんやろ。

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しかもとても爽やかな甘さだ。香りもとてもいい。ここらへんは標高2600メートル
くらいらしい。こういう高原でとれたやつは美味しいなあ。
犬の横には太陽光パネルが置いてあるし、遠くには風力発電の風車が見える。
エコエネルギーの地域でもあるらしい。
で、ここから見下ろす農地にもまた別の興趣がある。

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ちょっとわしのカメラでは遠すぎるけど、畑の中で作業してはる。
整地して種を蒔いてはるんやろか?
ロバの荷車がある。牛と違った愛嬌があって可愛い。
畑の上を飛んでるのは何やろ?

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わしのカメラでは殆どわからん。
もっと望遠のええやつがあったらよかったんやけど。
鳥ではない? 虫?
面白いね。
何とな幾らおっても飽きへんとこだ。

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ありがとうございました。