大阪、難波、法善寺横丁、「Curry シバ」でスリランカカレー

しばらく前に道頓堀で個展をやったことがある。成功だったかどうかはようわからんけど
ええ場所やったことは確かだ。なにせ松竹座やはり重の向かい側、毎日行列が
できてるけどもちろんわしんとこには何の関係もない。観光客もいっぱい通って
妖しげなお好み焼きやらカニやらいろんな看板をカメラで写してはる。もちろん
わしんとこには何の関係もない。そのまま観光客達は道頓堀通りを東に行って、
法善寺横丁あたりまでグングン入って行くのがあたりまえのようだ。
ということで平日であろうと祝休日であろうとあちらの路地もこちらの露地も
外国人、特に中国語系の観光客の人達が犇めき合うというのが日常の風景になって
しまった。どんな店に入っても中国語の案内があるし、中国語ができる店員さんが
いてはる。そのうちにわしらも中国語ができへんと買い物もできへんし、ご飯も
食べられへんようになってしまうかもしれん。今のうちに中国語を勉強しとかな
あかんかと焦りがでる。
それはええとして、法善寺横丁の中にとても美味しいカレー屋さんがあると聞いた。
しまったことをした。個展をやってるときに知ってたら簡単に来れたのに。
で、暑い中路地に入って行ったらやっぱり居てはる。しかもあちこちで並んではる。
もしかしたらわしの目当てのカレー屋さんも並んでたらどうしょう。まさか外国人が
ならぶことはあるまい。しかし、店がわからん。2階にあるみたいやけど普通、
表に看板出してるんとちゃうやろか? 後で聞いたら看板禁止なんやそうな。この
界隈いろんな縛りがあるみたい。地図をみながら恐る恐る2階に上がるとドアの
とこに確かに看板があった。ほんまに開いてるんやろか? 恐る恐るドアを開けると
ちゃんとやってはった。
美人の店主さんが迎えてくれる。
この日のメニューはチキン、ビーフ、イワシから1品を選ぶと、豆カレーとおかずが
ついて1000円、2品やと1200円、その下に骨つきラムは1200円と書いてある。
ラムと鰯の2品はできませんかとわがままを言うと、1400円でやってくれるそう
なんでお願いする。ご飯はパスマティ&ソナマスリライスって書いてある。それを
小でいただく。
お店の中は、おしゃれなエスニック風居酒屋というような感じの中にスパイスの瓶が
いっぱい配されてるのが格別な拘りを思わせる。
食べる前から居心地がいい。
待つことしばし、お料理がやってきた。
素晴らしい、美味しそう。

見るからに食欲をそそる。お皿も素敵だ。ごはんの手前がお野菜、どれもこれも
こんなにたくさんあったらどうしょうと思うくらいの種類がどれも美味しい。
これがスリランカ料理ということらしい。

パパダンというんやろかパリパリと砕いてご飯とおかずに混ぜて食うと食感が
変わっていい。コロッケもある。これだけで十分な気がするけどまだカレーを
食ってない。一番左がパリップというんやろか、豆のカレー、
まろやかで優しくて品がある。美味しいなあ。

隣は鰯。

これはまた紛れもなく鰯そのものでしかもスパイシー、ググッとコクがある。
右側は骨つきラム。骨つきというところが迫力があって素晴らしい。

でもスプーンですっと身が離れるんで食べるのに苦労はいらない。
肉は肉という強烈さがあってそれげビリっとスパイシーなんでとてもいい。
お皿の上に場所を作って、あれやこれやと少しずつ混ぜながら食って見る。
時々横にある薬味をいれたり、アチャールを混ぜたり、忙しい。
何と何をどう混ぜたかなんて覚えてられへん。
時にはカレーばっかり食べて辛さを楽しむ。
辛さ増しにどうぞと持って来てくれた唐辛子がまた素晴らしい。

どんどん混ぜるとどんどん美味しくなる。
聞けば年に一度はスリランカに行って大量に材料を仕入れてくるのだそうだ。
わしはネパールやインド、スリランカのカレーの違いなんてほとんどわかって
へんけど、現地の美味しいものをいっぱい大阪に持って来てもらえるのは
とてもありがたい。
ご馳走さんでした。また来ます。

店名 「Curry シバ」
ジャンル スリランカカレー
住所 大阪市中央区道頓堀1-7-10 日宝バイストリート横丁ビル 2F
電話 不明
営業時間 水曜~土曜 12時頃~14時半
定休日 日曜、月曜、火曜
メニュー 日本語
言語 日本語

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ありがとうございました。

Curry シバスリランカ料理 / 大阪難波駅日本橋駅近鉄日本橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8