江蘇省食の旅-04、上海虹橋駅から鎮江へ

列車のチケット交換の練習だ。
今日は揚州で先発の友人達と合流する予定だ。昼飯を一緒に食べる予定なので、できたら早く着いた
方がよい。
事前に昨晩食事した友人に頼んでおいたちけっとは9:32の出発だ。朝は早く起きてしまったので
早く駅に行って、できたらチケットを早い時間のと交換してみよう。
チケットを見ると、出発は上海紅橋駅だ。初めての駅だ。最近出来たのだという。
日本も、紅橋との飛行便を増強したりしているが、中国でも、紅橋空港についた客を便利にさばこう
としているように見える。列車の本数もかなり多いと聞いた。
なるほど、紅橋空港のすぐとなりだ。これは便利だろう。
世博会を機に上海の交通は格段に整備されていっているのだ。
大きな駅で、中の施設もわかりやすい。
着いた時点で8:00頃。
それで、おおきな電光掲示板を見ていると、9:32だけが満席で、それより前の列車にはかなり
空席があるではないか。
「これやったら変更できそうや」
「練習の為にやってみるか」
「通じへんかったらどうしよう」
いろいろ迷ったが、「だめでもともとやん」と心を定め、窓口に向かった。
口の中で、「ちょっと早い列車のチケットと交換して」という中国語を作文して、一生懸命
となえながら順番を待つ。
実に簡単。
「8:20だよ」と新しいチケットをポンと渡された。
「???」よかったと思いながら現実にかえって時計を見ると、8:00過ぎだ。
「あと20分しかないやん」と焦る。
電光掲示板のところまで走って、改札口を調べる。
幸い正面の突き当りだ。そのまま急いで真っ直ぐ歩く。
もう改札が始まったばかりだ。
そのまま、チケットを見せて中に入る。
ホームにつくと、じきに列車が入ってきた。
あまりにも効率よく出発だ。
ちょっと自信が持てたなあ。

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