さてこの後は豫園に行って有名な「南翔饅頭店」で小籠包を食べる予定なのだ。
このまま歩いていってもええんやけど、雨が強いんで、も一回地下鉄に乗って
一駅戻る。もし晴れていて時間があったら、東台路の南東側に少々歩いた所に
ある孔乙己酒店で紹興酒を買いたいところなんやけどそれは無理だった。ここ
の紹興酒は紹興で飲んだやつとおんなじなんで飲みたい買いたいと心が疼くけ
ど又次回にしよう。
で、豫園の駅で降りると豫園がすぐにある。
あいかわらず観光客で大混雑だ。
今回は蘇州で庭園めぐりをしたんで、ここの庭園はパスしよう。何より時間が
少ない。
それでまっすぐ南翔饅頭店でへ行く。
ここも予想通り大賑わいやけどまだ１１時頃なんで昼飯時ほどではないようだ。
でも、１階は普通の屋台店と同じで、店頭で買って立って食うような感じでや
し安いかもしれんけど、これやったら街の屋台で十分だ。折角来たからには、
座ってゆっくり食いたい。幸い、２階、３階はレストランになってるし、値段
は高いけど、最初から３階に行った方がゆっくりできると何かに書いてあった
んで、一気に３階を目指す。
このじかんやととりあえず余裕で席を確保できた。
しかし、すぐに満席になってしまったんで早めに行動して正解だった。
では、冷たいビールを飲みながらゆっくり注文しよう。
まずはイカ団子。
何故か日本的な味わいだ。とてもおいしい。
これはここの名物で大型の小籠包のスープだけ頂くという趣向だ。
まあ、趣向というだけで、取り立てて美味いというほどのもんではない。
さて、小籠包がどんどんやってくる。
蟹味噌やら
アワビやら
他にも、何種類か食べたけど、外観写真しか撮ってへんので何が何やらわから
へん。でも意外と高いんで少々抑え気味でいかんとあかん。
レンコンの詰め物したやつは見てくれでつい頼むけど、やっぱり甘い。
でもおいしい。
今回初めての生野菜かな？
やっぱり日本人向けを意識した店なんやろね。
ここの小籠包はお汁が多いんでレンゲに載せて食うのが正しい食い方なのだ。
少々控え目に頼んだつもりやけど、なんだかんだでお腹がいっぱいになった。
ここの勘定はやっぱり高い目やね。
いつもの晩飯より少々高いくらいだ。まあおいしかったしええとしょうか。
ご馳走さんの後、ホテルに戻って荷物を取って、地下鉄、リニアに乗って空港
まで。
皆さんお疲れさんでした。
中国、江南、浙江の旅はこれでおしまい。
又宜しく。
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ありがとうございました。