哀牢山脈の話を聞きながら、半分うとうとしながらバスに揺られてたらいつのまにか
墨江の街についた。もう夕方だ。これから北回帰線公園がある丘の上に登るらしい。
その前に果物でも買っていこう?、後でええやん? 心残しつつ、後でかう事に
したら、戻った時にはもう真っ暗、誰も居いへんかった。それは今はわからんから
先を急ぐ。丘の上に歩いて上がると言う選択肢もあったけど誰も考えもせんかった。
迷わず電気自動車に乗る。
これが北回帰線ということらしい。
なんて言うことない、
無理やり作った感が濃厚だ。
ところがガイドさんに言わせるとかなりスピリチュアルな場所だと言う。
例えば、この地は世界で一番双子が多いところらしい。あっちを向いてもこっちを
向いても双子さん、向こう三軒両隣はおろか時には町内全体が双子と言うことも
あるらしい。それは偶々ということではなくて、このあたりにはなにやら特殊な
地磁気が発生していてそれが出生のメカニズムに影響を与えるのだそうだ。
ほんまかいな! 信じられへん!
その上、子宝を授かるために横になったらいいというベッドもある。
更に、子宝祈願の水まであって、それを飲むといいらしい。どうも溜め水のような
気がする。どんなに効能があったとしても安易に生水の溜め水を飲むのはとても
危険だ。
怪しげな神さんもいややけどこんな怪しげなのもかなわんなあ。
まだまだ不思議な現象があるという。
ある場所に立って声をだすと異常なほど大きく反響するというのだ。
それでようみると、立つ場所の真ん前は低いけど湾曲した壁が建っている。
ここで音が反射するんやんか、当たり前の話だ。
いろいろまやかしもんが多い。
もうええわ、帰ろうって言うと、ガイドさんが特別交渉してわしらの為にライトアップ
してくれるのだそうだ。もうええのにとおもうけどせっかくやから待っている。
なかなか点かへん。スイッチをいれるだけやんかって思うけど、担当の人にはそれなり
に事情があるらしい。もう帰ろって言うころやっとついた。
なかなか綺麗ではある。
無理に来るほどのとことはちゃうけど暇があったら来たらええかと思う。
夏至の日にはここで少数民族の人たちが太陽を讃えるお祭りをするそうだ。
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ありがとうございました。