雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-36、西双版納で朝の散歩

さて、一夜明けた。もう今日は雨は降らへんやろと思う。今まで毎日毎日、折角の
奇観絶景の旅やのにしょぼしょぼ雨が降っていた。今日は朝から曇ってはいるけど
雨模様ではない。では、いつものように朝の散歩に行こう。今回の旅は、殆ど全部
の宿が朝食付きになっている。今までにはないことだ。今までは日本からネット予約
やったんで朝食をつけると明らかに高い。今回は旅行業社に頼んだら、朝食付きで
同じ様な値段あるいはやや安く泊まれている。それはそれで楽で簡単でええんやけど
朝飯を探してはらはらしながらうろついて、思わぬ偶然でおいしい粥屋さんを
みつけたり、包子やさんや煎餅(といってもセンベイではない、メリケン粉を薄く
伸ばしてクレープみたいにして卵や野菜を巻き込んだ食い物だ)の屋台を見つけたり、
或いはおぼろ豆腐みたいなものを食わせる店があったりと、その土地独特の暮らしぶり
の中で現れた朝飯商売を経験さしていただくことができると、これが旅の醍醐味やんか
と嬉しくなるのものだ。
もちろんええことばっかりではなくて、なんも見つからへんで、コンビニでサンドイッチ
みたいなのを買ってすまさんとあかんこともあるんやけど。
今回はその部分の楽しみがないんで、ちゃっちゃと朝飯ビュッフェを済ませて
散歩でも行こう。
少し時間に余裕がある。
と言うのは、今日の行く先の道路が工事中やからというんで行き先を調整した
のを思い出して、出発を早めようって提案したら、昨日、遅くまで走ったんで
運転手さんが結構コタエてるらしい、少々遅い目にしてほしいということになったのだ。
昨夜の晩飯探しでもかなり走ったし、少々わがままがきつかったかなって若干
反省せんでもないけど、理不尽な要求をしてるわけでもないし、お互い納得ずく
の話やからがまんしてもらわんとしゃあないわいと思いつつ、表にでる。

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ホテルは川の側やから、昨晩飯を食ったところとそんなに離れてはいないはずだ。

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けど朝見る景色と夜見た景色では印象がまったくちがうようだ。
目の前に大きな河があって昨晩、飯を食いながら見てた橋が見える。

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この大きな河が瀾滄江という名前で、ラオスに入ればメコン河になるというのだ。
確か、5年前にラオスのルアンパバーンというところに行った。メコン河の畔りに
ある床しい村だ。その村は仏教と共に暮らすとても穏やかで印象的なところやった。

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目の前にメコン河が滔々と流れていたけど、そこを上り下りするスピードボートは
はるか中国から来たり、中国に行ったりしてると聞いた。まさにここからでは
ないのか。
河があればどこからどこまででも繋がってしまう。人智では計り知れない自然
の大いなる様を感じてしまう。
いつかまた、ラオスの上流に行ってみたい。
心穏やかな風景が忘れられへん。

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ありがとうございました。