愛媛、菊間、宇和島方面の旅-06、ミツビシのジープ大活躍の巻

さて、この日は車で回っているって言ったけど、この車ただ者ではないのだ。
ミツビシのジープ、往年の名車だ。カッコええ。

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もう20年以上経つと言う年季が入ったやつだ。

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その分痛みも激しいけどそれ以上に渋さが光るようになっている。前は座席が
二つ、後ろは幌の中に小さな引倒式のベンチ椅子が向かい合わせになってるだけ。
どれも時代を経て破れて中身がはみ出してきてるけどそれもええ味だ。

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内部の塗装も痛んではいるけど問題はない。

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ただクラッチは思い切り踏まんと切れへんらしい。えんやこらし
ながら運転してる。実はわしもジープを持って居る。わしのはミツビシがジープ
ブランドを手放した後のクライスラーのやつだ。98年式を99年1月に買っ
たんでまだ17年半しか経ってない。新みたいなモンだ。故障はすくないけど
大分痛んでいるというより朽ちかけてるかもしれん。でもやっぱりこっちの方
が味がある。
で、今日はこんなジープに乗せてもらって菊間の町を周遊するのだ。
かっこええ。

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風がビュンビュン入ってきて気持ちがいい。

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というのは簡単に言えばドアが塞がってないのだ。
今日は雨模様。ほんまにどしゃっと雨が降ったらえらいことになる。傘ささん
とあかんけど、ジープに乗って傘さしてたら持ちにくい。
その時は濡れて行こう。
わしは腰が微妙にやばそうなんで無理を言って助手席に乗らせてもらった。後
の席に座った友人達はきっと腰が痛かったやろうし、蒸し暑かったやろと思う。
申し訳ないことをした。
助手席は雨が降らない限りは快適だ。
車はビュンビュン走る。
わしのジープも乗り心地は決して良くはないけど走りは快適だ。スピードもいくら
でも出る。しかし、ガソリンをガバガバ食うんで精神的に良くない。
それはどうでもええけどミツビシは快調だ。
今治のあたりまでぐるっと走って、ついでのうどんの昼飯を食って、菊間の手前の
海浜公園についた。

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向こうに見えるのは呉の方やろか?

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海辺でぶらついたあと菊間の港に戻る。

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このあたりは、瓦記念館で見たような、往年の瓦積み出し港の址なんやろか?

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ようわからんけど安全祈願らしき石碑がならんでいた。
菊間の町巡りもとても面白かった。
ジープの旅も楽しかった。
昨夜の酒もどっかへ行ってしまった。
さて一休みしたら鯛づくしの大宴会が待っている。
今日は今日の酒が飲める。
毎日が楽しい。

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ありがとうございました。