悲しい北京、重慶の旅10ー大足県で昼ご飯

昨日の夜にかなり食べすぎだった事もあって、今日は朝御飯抜きであった。
途中でちょっと買い食いをしたが、やっぱりお腹が空いて来た。
運転手に、「食事に行こう」と頼んだ。
「この土地の料理が好い」と言うと、「辛くてもいいか?」と聞いて来る。
やはり、ここは四川の地だ。普通の料理が辛いのだ。
「勿論大歓迎だ」という事で案内してもらった。
県道みたいな道路の脇にある「道端のレストラン」という感じの店だが、
大きくも無く、小さくもなくいい感じだ。中も清潔そうだ。
客はだれもいない。裏の池が生簀になっているという。
それで、まず豆腐料理。
翡翠豆腐というそうだ。これは辛くない。さっぱりしておいしい。
豆腐もいい味だ。舌触りがとてもいい。

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これは奇妙な野菜。
枯れ枝のようだ。辛くて、少し酸味があって、変わった味だが
中々美味しい。歯ごたえも枯れ枝のようだがビールのあてにもいい。
名前を聞くと、折儿根と書いてくれた。「そのまんま」じゃないか。

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これは、燻製の豚肉と豆の炒め物。
豆は、碗豆興と書いてくれたが、それだとエンドウ豆?
見た目も味も隠元豆みたいな感じだったけどね。
この燻製肉は、ご馳走だという。確かに美味しい。
豆の歯ごたえと燻製臭が食欲をそそる。

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これは、変わった野菜だ。日本ではない味だ。
魚○草と書いてくれたが意味がわからん。しかし、柔らかくて
ちょっと辛くて、おいしい。ほうれん草を更に柔らかく、もやもやっと
させたような感じだ。

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これは、水煮魚。本場のものはどれほど旨い!と期待していたが、
まあまあだった。美味しい事は美味しいのだが、辛さも麻の痺れも普通だし、
「本場の田舎料理だったら」という期待とは違っただけだ。

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