悲しい北京、重慶の旅11ー磁器口、老街

大足県の外れで遅い昼飯を食べた後、再び重慶市街に向かった。
同じように2時間半ほどで市街地が見えてきた。雨はやんでいるが
天気は良くない。「何処に行く?」、「わからん」
「森林公園があるけど行く」、「行く人が多いよ」
「じゃあ行くよ」という事で案内された。入場料は無料だという。
中に入ると、どうやら「監獄跡」らしい。日本軍だったのか、
国民軍だったのかよくわからないが、ここで、人民軍の英雄的な
兵士がいかに監獄生活を耐え抜いて、復活したかをみせるための
ようであった。(まちがってるかもしれないけどね)
申し訳ないけど、あまり興味がないので、するっと見渡して出てしまった。
それで、「それなら、磁器口というところにいくかい?」、
「有名な老街があるよ」、「そこも人気で人が多いよ」ということであった。
「それはいいね。いくいく」ということにした。

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確かに人が多い。まっすぐには歩けないほどの人だ。
やっぱり元宵節期間中だから、みんな気持ちがゆっくりしているんだろう。
久しぶりに集まった家族と一緒に、こんなところに来て、ぶらぶらして、
ちょっと何か見て、何か買ってというのが楽しいんだろうなあ。
そういう家族連れが多い。

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この老街は、石畳の階段があって、上に上に積み重なるように古い家が連なって
いるのが画になるということで、売りにしているようだ。
そういう景色を描いた画も売っている。

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売っているモノも、お土産あり、骨董らしき物あり、刺繍あり、食べるものあり、
多種多彩で楽しい。
買わないまでも楽しいものだ。

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そして、この街は、どうも豆腐料理が有名みたいだ。
あちこちに、こういう豆腐を金盥にいれて暖めている店がある。
客が来たら、これを料理して食わせるのだ。
食べてみたいなあ。

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