悲しい北京、重慶の旅13ー霧の中、太極拳をする女

今日の予定が一通り終わった。一旦ホテルに帰ってから散歩に出た。
運転手に、「夕食はどこで食べたいい?」と聞いたら、
「ホテルから歩いて少し行くと、嘉降江の河縁にでるが、その付近が
レストラン街で夜はライトアップされて綺麗だから、景色を見ながら
食事したらいい」との事だった。
「歩いてどれくらい?」と聞くと、「20分くらいかなあ」と言う。
「遠いやん」と言うと、「私らの感覚では当たり前ですよ」と答える。
「それならば」と散歩がてら歩いて行く事にした。
行きは下り道だから、確かに簡単だ。
やはり、今まで見てきたのと同じような、河縁の景色だ。
要するに重慶は何処に行っても河があって、霧があるという事だ。
少し、ネオンがつき始めている。

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暫く、散歩していると、河縁の公園で女性が一人で太極拳をしていた。
中国は、朝や夕方、公園に集まって、集団でダンスをしたり、太極拳
をしたりする人たちが多いが、殆ど老人だ。しかも最近は太極拳を
する人が少なくて、ダンスを見ることが多い。演舞風の踊りだったり
社交ダンスだったりする。
こんな風に、女性が一人で太極拳をしているとなかなか「かっこいい!」

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振り返ると、銅像があって、太極拳の相手をしているようだ。
良く見ると、カメラを構えて写真をとっている像なのだが、いかにも
太極拳をやっているように見える。
中々、面白い(有意思!だ)。