空港ではセグウエイが活躍していた
あの宅急便屋は気になるが、そろそろ戻ろうかな。
「あっ、おばさん、ねぎ落ちてますよ」
それどころじゃないみたい。
中国は、こういう移動式野菜屋さんとか、果物屋さんがまだまだ沢山いるので楽しい。
日本でも昔は沢山いたし、今もいない事はないが、非常に少なくなった。
「あれは何だ」1人で訪ねても誰も答えてくれない。
「首都劇場」と書いてあるから、演劇劇場かな?
「どんなんやろ?」
何となく飯を食いながらわーわーやっている中国的な食事風景が目に浮かぶ。
しかし、囲碁も関係するのか?誰の原作やろ。
ちょっと興味があるなあ。
前には、有名な老舎の「茶館」をやっていたはずだ。
「茶館」は機会があったら是非見て見たい。
さて、うろうろしていたら結構時間がたってしまった。
今回も地下鉄を乗り継いで空港まで行こうと思ったが、時間がなくなってしまった。
本当は荷物が重いので、タクシーでもいいやと思っていたのだ。
やはり平日は早い。1時間もかからずに空港に着いた。
この空港は、チェックインしたあと、電車に乗って移動があるから結構時間がかかる。
その為に早く来たのに、なかなかチェックインさせてくれない。
こちらはいらいらしながら待っていても、むこうは余裕の笑顔だ。やっとチェックインが
終わって急いで中に入る。
「ありゃあ、今度は電車が故障だ」となりの電車に乗り換えだと言う。
どんどん時間が減ってくる。
「イミグレは今回はすいてるな」
「やっと全部おわりや」
とほっとしていると、横を何かがすり抜けて行った。
「・・・?」何かテレビでみたことあるやつやなあ。
「あっ、セグウエーや」
未来のスクーターというか、万能移動車というか、かなりまえに喧伝されていたやつだ。
「おもろそうやなあ」と思っていたが、かなり高いし、公道を走れないので自分で買うのは
無理だと思っていたが、興味はあった。
しかし、あまり世間で活躍してないので忘れてしまっていた。
「こんなとこで活躍してんか」
と愉快になった。
こういうのがどんどん洗練されて、いろんな乗り物が街を走るようになったらええなあと思う。
自動車ばっかりでなくてもええはずや。
以上長々と貴州旅行の話を続けてきましたが、これにておしまいです。
又、次の旅の話をお楽しみに。
明日からはいつものパターンでお楽しみ下さい。