冬の東北、雪見旅-23、田野畑で北山崎断崖の絶景を見る

公園を真っ直ぐ行くと展望台に出た。
おお!これはすごい。

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遠目にも断崖絶壁がよくわかる。
それにしても太陽が眩しい。

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手前から順番に陸から断崖が何段もせり出している。
その断崖が海に落ちる部分は波に削られて荒々しく岩肌を向きだしてゴリゴリ
してる。穴が開いてしまっている所さえある。自然の力は恐ろしい。
これでもかと削り取ろうとする波があるし、それでも頑張っている岩がある。
すごいなあと思う。

さて、遠くから眺めているだけではここまで来た甲斐がない。もう少し下って
下の展望台まで行くといいとタクシーの運転手さんが教えてくれた。
昨日長い石段登り降りしたんで石段下りはけっこうつらい。運転手さんによる
と30分は歩かんとあかんらしい。しかも、下った分はまた登らんとあかんと思
うと気力が萎える。それでも頑張ってひょこひょこ降りる。
一旦下って少し登って展望台に出た。
なるほど、断崖がいっそう近づいた。

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ここから見るとまるで水墨画のような景色ではある。
と言うより水墨画の練習に丁度よいような景色である。
筆に墨をたっぷり付けて、手前は濃く、段々薄く、ぐいぐいっと上から下へと
断崖をなぞるように擦り降ろしていくのだ。墨絵の場合、後で描いた部分は、
奥へ入って行くから、手前から描いて行くと自然に遠近になる。
それが乾ききる前に、森や木や岩肌などをちょっと書き加えて生命を与える。
僅か一筆書き加えるだけでそれができるなら名人だ。
わしらはどんどん描いて品を無くしてしまう。
「言わぬが花」が大事なように、「描かぬが花」も大事なのだ。
余白、余韻、侘び寂・・・・、そんなんとっても難しいのだ。
展望台にはわしらと同じように来た1人の人が先に着いていた。挨拶を交わし
て一緒に景色を見る。
相変わらず天気はええけど風が強いんで寒い。断崖の上を大鷲が飛んだ。
ような気がした。
このあたりは大鷲が出るそうやから、飛んでてもおかしくはない。
居ったらええなあって言う気持ちで景色をみる。
断崖絶壁と打ち寄せる荒波、優雅に舞う大鷲。
これは絵になる。
さて、運転手さんの話では、ここから更に下って波打ち際まで降りられるのだ
そうだ。更に1時間半ほどかかるらしい。元気があったら行っておいでという
事だった。まだ朝やからちょっとだけ元気がある。もう少しだけ下って見よう。
但し、波打ち際まで行ってしまうと戻る時間がない。
確かにだんだん波が近づいてくる。
しかし、木に遮られて視界が悪くなるばっかりだ。

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一番下まで降りてしまったら確かにええ景色が見るかもしれん。
手前の岩と崖に遮られて見通しは悪いかもしれん。
時間もないし。
なんだかんだで途中で見切りを付けて、戻り始めた。
ひたすらの登るだ。息が切れる。

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ありがとうございました。