中国、江南、浙江の旅-20、刀削麺を食う

今日の昼飯は皆さんを案内したいとこがあった。短期留学してここで暮らして
た時によく行ってた清真料理の店だ。ここは特に麺がおいしい。
客の顔を見てから麺を打ってくれるのだ。あの、両腕で塊をぐいっと伸ばして、
たたんで、又伸ばしてを繰り返してるあいだに細い麺ができあがるというやつだ。
麺に対するこだわりと在庫を残さへんという気持ちと両方あるような気がする
けど、こちらには、打ち立ての麺が食えるといううれしさがある。
出汁の味もいいし、他の料理も美味い。
問題はいつも満員なんで、10人行って席があるかどうかだ。
店に着いたのは13時半頃、まだ大丈夫だ。しかし、満員ではないけど一緒に座
るのは難しそうだ。どうしようって思ったら、外から店員が手招きする。
道路の横を指さして、ここに座れと言う。

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なるほど、ここに居た時も時々外で食った事がある。
あっと言うまに10人分のテーブルと椅子を用意してくれた。
これはええ。
他のお客さんに気兼ねせんと、わしらでわいわい食うことができる。暑い季節
とちゃうからオープンエアーはとても開放感があって気持ちがいい。
さて何を食おう。
麺は打ち立てでおいしいけど、ここの刀削麺も美味しいって言ったら、皆さん
は刀削麺がええと言うことになった。
こんなやつだ。

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当然、注文を受けてから手で削っている。この不揃いさと分厚さが何とも言えず
おいしいのだ。
しかし、店はわしが居た時と違って綺麗に改装してしまってるんで、昔は外を
歩いてたら、おっちゃんが麺を打ったり、削ったりしてるのが見えたんやけど
今はもう見えへんのが残念だ。
麺もおいしいけど出汁もおいしい。かなり薄味やけどしっかりしてる。ついつい
最後まで飲み干してしまうのだ。
さて、麺だけでは少々物足りん感じなんで羊肉を炒めたやつを頂く。

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勿論冷たいビールを飲みながらだと言いたいとこやけど、清真料理っていうの
はイスラム料理なんで残念ながらビールにはありつけへん。
それでもおいしい。骨付きの肉を手でつかんでばりばり食ってしまう。
独特の香り付けも食欲をそそる。

店の外の軒下の方では、お兄さん方がビーナッツ食いながらお茶飲んで、談笑
中だ。長閑で楽しそう。
こういうお昼はええねえ。

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ありがとうございました。