石家飯店というのは、今は郊外に大きな店もある。そこなら車を横付けできる
し便利やったんやけど、どうせなら老店がええと思い、そこを予約してもらっ
たのだ。
そやから、木渎の老街をえんえんと歩かんと来られんかったのだ。
疲れて喉が渇いた。
それで、まずは何はともあれ「鲃肺汤」というやつをいただこう。
とりあえず何かの魚の肺とあるけど、浮き袋やと思う。来たやつをよう見たら、
小型の河豚のような魚だ。味も河豚そっくり、拳ほどの大きさで形もそっくり
だ。身はかなり固い。そやから小ぶりの椀には浮き袋は1個しか入ってない。
折角やから一人一椀ずつ頼んで皆で味を試してみよう。
確かに珍味ではあるけど、車を飛ばして来るほどのもんでもないと思う。
よっぽど普段美味いもん食いすぎてたんで、素朴な珍味が食いたかったんやろ
なあって思う。
他の料理は普通にわしらの感性で選ばしてもろて食べよう。
干豆腐。
さっぱりしておいしい。
これも豆腐を甘辛く油煮したもの。おいしい。
白身魚と茸の炒め物。
抜群においしい。魚も茸も新鮮だ。あっさりしてるけど味はしっかりしてる。
次は筍と豚肉のスープ仕立て。
これも抜群においしい。豚肉の塩味が利いてスープがおいしい。
これは青椒肉絲と言えばええんやろと思う。
ぴりっとして美味しい。
それに焼きそばも頂こう。
これも何ということはないはずやのに何ともいえずおいしい。
やっぱり、蘇州は食の国だ。普通に食べるものがとてもおいしい。
美味しいモノを美味しく食べることを知ってる人たちってええなあって思う。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。
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