さて、天平山の大混雑には辟易した。表に出て車に乗って次ぎ行こう。
玄関先も煮えたぎっている。
こういう時には車が通られへんから自転車タクシーが大活躍だ。おばちゃんも
ご機嫌ではりきってる。
焼き芋屋さんも元気いっぱい。
焼き栗屋さんもおいしそう。
日本との違いは中国ではテキ屋さんがいてへんのやね。縄張りなんかがあるん
かないんか、取り締まりがあるんかないんかようわからんけど、近くの人が適
当にやってはるんやろか?
色々気にはなるんやけどこんなとこでゆっくりしてたら日が暮れる。先へ行こう。
霊岩寺の前まで来た。
あの山の上の塔のあるところにお寺があるのだ。
前回来た時は、絵の老師と一緒だった。彼はこのあたりが故郷やと言うことで
色々案内してくれた。
霊岩寺も登ったのだ。しかし、片道2時間ほどかかる。一応今回のコースには
入れてたんやけど、よう考えたら、午後、周荘の水郷でゆっくりしたいと思う
のに時間が足らんようになりそうや。ここも登った達成感がメインになりそう
やからとりあえずカットしよう。
山の上からは、昔の呉の国と越の国が見渡せるというんやけど、どこがどうや
らようわからん。
と言うことで木渎老街あたりまで来た。
昼飯はこの木渎老街にある石家飯店というところで食うという予定だ。
石家飯店には「鲃肺汤」という珍味の料理があって、宋美齢がそれを時々食い
たくなって、上海から車を飛ばしてやってきたという逸話があるらしい。前に
来た時にそれを食おうと注文したはずなんやけど、料理を前に遠慮してたら、
絵の老師にぱくっと行かれてしまって何の料理やったかもわからんかった。
こんどはリベンジせんとあかん。
さて、それで先に石家飯店に行くもんやとばっかり思ってたら、いつのまにか
木渎老街を歩こうとしている。
ここはその外れらしい。
カラオケやらいろいろ妖しい店が並んでる。
こんなとこあったんやね。夜になったらどうなるんやろ。
それで知らん間に木渎老街に入ってしまってた。
ここは、老街と言うてもそれほど古さが整備されてるわけではない、かなり
中途半端なところだ。
それでも、あちこちの運河のような疎水が巡らされている。呉越の昔からの水
の街なのだ。
時間があったら、ゆっくり見て回ったら面白いところでもある。
今度又来よう。
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ありがとうございました。