中国を旅していると、道端でいろいろなリフォーム屋をみかけるので楽しい。
自転車の修理屋は一番多いかもしれない。日本のように自転車店で修理も
やっているというのではなくて、街角に椅子と簡単な道具箱を置いて開業
しているのだ。靴修理も良く見る。これはちょっと大きな道具なのか、荷車
みたいなので引いてきて道端で店を広げているを何度か見た。
鋳掛屋というのだろうか、鍋釜の修理をする人もいる。他人の家か自分の家
か分からないが、家の塀に鍋や釜をぶら下げて、その下の道路端で店を
広げていた。
先日、重慶に行った時、陶器口という老街をぶらついていたら、縫い物修理
みたいな店があった。もちろん道端だ。
これはミシンだろうか。いろんな道具を駆使して直すのだろう。
雨傘も直すと描いてある。
実際に服なんかを修理しているところを見てみたいものだ。
確かに日本でもリフォーム屋があるし、靴や自転車、時計なども修理する店はある。
しかし、モノを大事にするという心は少しずつ薄れてきているように思う。
モノが安くなって、人件費が高いから、修理するよりは買い直した方がいいよと
言われる場合が多い。
それでも、直し直し大事に使う心をなくしたくはないものだ。
心しよう。
重慶の街角のリフォーム屋
- 2009年4月19日
- 四川、陝西他/西安、竜門、楽山、峨眉
- あじあの街角
- 2人
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藍染のハンカチ