桂林2007の想い出-8、桂林の晩飯

桂林の街に着いたらもう日がとっぷり暮れていた。まあ、昼飯をたっぷり食っ
たから腹はそれほど減ってないが晩飯は晩飯で楽しみだ。
昼間にすっぽんうまいで、ほなら食いたいちゅう話してたんで、川魚料理の美
味いところへ連れてってくれるそうだ。
「まあわしにまかしとけ」と言う運転手のおっちゃんが着いた所は、「魚米郷」
と言うところ。場所は下の地図通りかどうか自信はないが名前は間違ってない。
えらい立派な店だ。高級店らしい。地元の人たちの晩飯タイムなのかお客さん
も沢山いて賑やかだ。

さて、やっぱりスッポンを注文せんといかん。
すると、何匹か生きてるやつをさげてきた。「どれにするか?」
「わからんやんか」
「これはどや? 大きいて、生きがええで。ごっつう美味いで」と一番大きい
やつを薦めてくる。
「高いんちゃうの?」
「まあせっかくやからええやんか」、ままよとばかり勢いでそいつを注文した。
さて、どうなるやら?

最初は筍料理、これは破竹やね。

桂林は竹が一杯ある。だからこういうのもここの名物なんやろ。
柔らかくておいしい。
次は何やった? 辛そうやけどまるっきり忘れてしもた。

写真映りがわるすぎる。(写し方が悪いともいう)
これもピンボケ気味やなあ。これは干豆腐の炒め物だ。若干煙臭いが、素朴な
味がしておいしい。

青梗菜みたいなヤツ。しゃきしゃきしておいしい。

全然ぴんと合うてないなあ。
青菜やけど何やったやろ? 多分おいしかった。

野菜は好きやけど全部油炒めやからちょっと飽きてくる。
さて、宴もたけなわになったころ、本命のスッポンが登場した。
ありゃまあ、これもちゃんと映っとらん。

蓮の葉に包まれてゴージャスな肉が登場だ。
一瞬まわりがどよめいて何人か他所の人が見に来たくらいだ。
「えらいもん頼んだんちゃうやろか」
確かにおいしい。あごが外れるほどではないけどええ味してる。
鶏肉のようでもっとしっかりした味だ。心なしか北京の火鍋で食うよりも美味
いかもしれん。
「まあこれやったら満足やねえ」

ところが、お勘定のときどひゃっと驚いた。
これだけで800元ほどだ。1万円ちょいというわけだ。お勘定全体の8割以
上を占める。皆さん騒ぐはずやわ。
でもまあ、上海で上海蟹食ってもこんな値段ざらにあるかし、中国でも地方に
行けば魚料理は値段が高い。
これはこれでいいとしょう。
ええもん食ったんやんか。
ご馳走さん。


より大きな地図で 魚米郷美食坊 を表示

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ありがとうございました。