古鶏鳴寺
南京駅について、「さてどうしよう」という事になりました。
どうやら主な行き先の近くには地下鉄が通っていそうだし、観光遊覧の為の巡回
バスもありそうだということで、「冒険してみよう」とIC交通カードを
買いました。北京や上海など主要な都市ではこういうのを売っていますが、
これで地下鉄やバスなど公共交通機関は全部いけるのです。
補償金が25元＋最小充填分が50元＋手数料5元？80元でした。
どれだけ元がとれるでしょう。
最初は、地下鉄の駅から近い（はず）鶏鳴寺を目指します。
地下鉄を降りると、
暑い！
35,6度だと言う話です。これは真夏の暑さだ。
それになかなか遠いです。歩いても歩いても着きません。
さすが南京市は大きい街。
人も車も多いです。
音もなく近づいてくる電動自転車（バイク）の群れにびくびくしながら歩いて
やっと着きました。
さすが仏教の町南京で1000年以上も前からある寺ということで
なかなか立派な寺です。
杜牧の「江南の春」の世界ですね。
千里鶯啼緑映紅 水村山郭酒旗風
南朝四百八十寺 多少楼台煙雨中
さんざん登って薬師塔の下に出ました。
「上に登る？」
「暑いしもうええわ」
という事でパスして次に行きました。