杭州お絵かき勉強日記-096 北京、金山嶺長城を見て昼ご飯

さて、避暑山荘はちょっとがっかりだったので適当に済ませて金山嶺長城に行こう。
来る時に見ながら来たのであそこに行くのかと期待は高まる。しかし、今日は北京に帰ったら、
その後、天津まで行くのに17:20の列車に乗るからあまり時間に余裕はない。しかも出だし
に大きなロスをしている。昼ごはんも食べなあかんし、ちと焦る気持ちが出てきた。
高速を降りると、どんどんと山の中に入っていく。万里の長城を見に行くんやから当然やろう。

山道をぐるぐる回ってそれらしいところまで来た。
朝のあの霧が出てたら景色見られへんと思ってたが霧も途中からなくなった。見晴らしはいい。
しかし暑い。いけども行けども登り道だ。

遠くに見えていた長城が近づいてきた。

最初にこう言われた。ここで見るか、ずっと下の方まで行くかやけど、長城が一番近くで見え
るのはここやという事だ。何となくようわからん。語学力不足のせいだ。
ロープウエーで行ってフルフル見ると時間がかかるからここから見といたほうがええよと言う
意味に解釈して登ってきたのだ。
30分以上歩いて、多分あと30分ほど歩いたら頂上に着いてしまうだろう小高い丘の上で、まあ
これでええかとおしまいにした。
中まで入ってしまうの大事だが、外からちゃんと見える場所でちゃんと見て置くのも大事な事だ。

汗をかきかき登った道をまた下る。下り路に蝶々が一匹。真っ黒い羽根のやつだ。
こいつを描くのにえらい苦労したんやわと思い出す。
それで画に描いたが、ぐちゅぐちゅと滲んでしまった。

帰りに、展望台の入り口にあるレストランで飯を食おうと言ったら、運転手に止められた。
あそこは高いから、高速道路のパーキングで食った方が良いと言うのだ。こっちに異存はないか
らそうすることにした。
しかし、行きに開いていた高速道路のパーキングが帰り方向ではことごとく閉まっている。
腹は減るけど無いモノはしかたがない。とうとう北京まで来てしまった。
「こうなったらしゃあない北京で食べよう」と運転手の知り合いの店に連れて行ってもらった。
4環の北東の方、かなりの裏街だ。ぐるぐると狭い道を廻って行く。ええ感じだ。
ついたらこんな店。妖しげで大好きな感じ。辛いモノが食えるぞ。

とりあえず、新鮮な野菜を食おう。

豆腐もいいな。なかなかおいしい。

腹が減ったから炒飯も食べよう。パラパラでおいしい。

この辺から何故か時間がかかり始めた。
大分経って、水煮肉片。辛くて辛くておいしい。久しぶりだ。

更に時間がかかって辣子鶏だ。これもカラッとしてておいしい。辛さも十分だ。

しかし何でこんなに時間がかかったんやろ。
でも辛くておいしかったからまあええか。

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ありがとうございました。