地図を見ると、鐘池という巴形を図案化したような池を中心に放射上に道があるようだ。
その為か、碁盤の目の道に慣れていると勘が狂うことがおおい。確かあそこを曲がってもいっかい
曲がったらあれがあるはずやけどと思ってもそうはいかない。先に中心の鐘池に行ったら、全体が
わかりやすいやろと思ってもなかなか行き着かない。しょうがないから道々にある案内標識を頼り
に順番に行くことにする。
見たいか見たくないかわからんままとにかく順番に建物に入っていった。
どの建物にも検票機がある。チケットをかざすとバーコードを読み取って、中に入れる。それは
いいけど、その度に機械が大声で、「老人票」って叫ぶ。
それはそれで間違ってないからええんやけど、何かちょっとだけ気いわるいやんか。
そうこうしてるうちに、「丞相祠堂」という大きな建物に着いた。
その前には堀があって、左に田圃が開けている。
背後には山があるはずやからこういうのは、諸葛孔明が選んだ土地だけに風水八卦のよい配置でできてるんやろなあ。
まあとにかくここが諸葛孔明を祀ったメインのお堂なのだろう。
ありがたく拝観しましょう。
ありがたさはようわからんけど、屋根のゆがみ具合がおもしろい。
やっぱりここは坂が多い。
道もくねくね。
路地もいろいろ。
それでやっと鐘池についた。
池のそばではあの巴形がようわからん。水の部分が半分、右の土の部分が半分らしい。
ここまできたらさすがに何か、「気」がこもっていて、不思議な感覚が起きるのかもと期待していたが
腹が減って、暑いだけだった。
あたりにぞろぞろといる観光客のパワーが昔の、「気」なんか吹き飛ばしてしまうのだろう。
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ありがとうございました。