杭州お絵かき勉強日記-042 やっと諸葛八卦村にたどりついた

バスターミナルの前にたむろしてるオート三輪のタクシーは他に手段がないと分かってるだけに地元の人
じゃなければ絶対ぼられるだろう。たしかネットに情報を載せていた人も歩いていけるように書いていた
はずだ。それで大通りの向こう側を見ると、ちょうど公安の人がパトカーの横に2人立って話をしていた。
これはええわ、あの人の聞いたら安心やわと向こうに渡る。
公安の人が指差してくれたのはバスが来たのとは反対方向、つまり進行方向で、確かに街の建物らしき
集まりが見える。「時間はどれくらい?」としつこく聞くと、「あっこ言うたやんか」とおこられた。
それで、10分ほど歩くと何本か横道があるところに来た。
しかし、どこにも諸葛八卦村ともなんとも書いてない。普通何かしらの案内板があるはずやどと不審に思う。
その時点で横道は2本、さてどちらに行こうか。むやみに行ってもしょうがないので、また、近くにいて
しゃべってた若者達に聞いた。
「あっちやで」と来た道をぐいっと折り返すしてのぼっていく横道を教えてくれた。
つまり、こういう事だ。次行く人は間違わないように。

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間違えてこちらに行かないように。

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こっちの方やで。

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さて、やっと方角がわかったので商店街をどんどん行く。よくあるような古鎮へ来る観光客相手の土産物屋
とか食い物屋というような気配はないが間違いはないだろう。

かなり歩いてその商店街の突き当たりにやっと、歓迎諸葛八卦村という看板があった。
正直ほっとした。

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さてチケットを買おう。80元か高いような気がするがここまできたら入らなしょうがない。ちょっと待てよ
又又高齢者サービスないんかなと案内板を見ると70歳からと書いてある。残念でしたと100元出すと、歳は
いつくかと聞いてくる。どうやら60歳以上でもOKらしい。パスポートの番号まできちんと控えて40元の
入場券をくれた。こういう点は中国は進んでいる。なかなかいい制度だと思う。

諸葛八卦村というとなんとなく霊気などが漂っているのかなと思っていたが、何のことはない普通の古鎮だ。
それはそれでいい雰囲気だから問題はない。
まずは地図を買おう。
「地図いくら?」、「3元」、ぺらぺらの簡単なやつだ。ぼったくりやなあと思うがしょうがない。
時間は沢山あるからゆっくり見て回ろう。
それにしても、観光客が多い。いったいどっから湧いてきたんやろ。

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まず小さな池がある。
おばちゃんがなんか洗っている。ええなあ。生活がある。
しかし、これ食べるもんとちゃうんちゃろか?

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ここの古鎮は他とちょっと印象が違った。確かに土産物屋も多いが、基本は生活の村だ。
見学用のお堂は沢山あるが、その他は普通の民家で、いたるところに生活がある。
諸葛孔明もこんな暮らしの中に居たんやろか。

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ありがとうございました。