杭州お絵かき勉強日記-021 白堤を巡る

いつも散歩コースのちょっとその先に白堤が見える。もうちょっとやからいつでも行ける。
いつでもいけると思っているとなかなか行かないので行ってみた。
行ってみると意外と先だ。すぐそこと思って曲がったらまだ先がある。しかたないのでぐんぐん歩いていると
「断橋残雪」とかっこいい名前をつけられた橋が見えた。雪が積もってとけかかった姿が橋が折れそうに見える
のでこう名付けられたのだそうだが、今は温暖化、それよりも人の重みで折れるかもしれない。

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そんなやわな橋ではなくて遠くから見れば良い姿だが近くに来るとどてっとした橋だ。
そのまま直線道路をまっすぐ行って、も1つ橋を渡ると、平湖秋月の孤山がある島に着く。

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ここでも近くを通る船が画になる。
三艘ならんで競争してるみたい。暇なんかなあ。

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向こう側には小さな島が二つ、これにも名前がついている。きりがない。
でもなかなか良い感じではある。

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簡単に一周してしまった。
ここには浙江省博物館もあるが今回はパスしよう。
さて、帰ろうかと思って、帰る側の橋を渡ろうとしたら、島の反対側の道が見えた。
「これやんか。前に来た場所や」、歩いている間、確かずっと以前、ここに来たことがあったはずやけど
思い出せへんなあと思って歩いていたが、こっち側やったのだ。
もう何年も前のことだ。上海に仕事で来ていて、その間に休日があったので、何もわからんから車を手配して
「杭州には西湖というとこがあるはずや」と勇んできたものの、運転手もようわからんで、ここでおろされて
ちょろっと見ただけで帰ったことがある。しかも帰りはえらい渋滞で深夜までかかってしまった。
今から思うとアホなことをしたもんだ。

こちら側にはまた違った景色がある。
今はまだ蓮の季節には少し早いので何も見当たらないが、その時はこの池一面に蓮が葉を広げて花を咲かせていた。

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西泠印社もこのあたりだ。篆刻、篆書で有名な団体の大元があるところだ。その時は篆刻の勉強を始めたばかりで
ここに来るのも1つの目的でもあった。

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この先の岬を回ってしまうと元の白堤にでる。
そこに行くまでの湖岸の景色がなかなかいい。
思い出したらなつかしい。あの蓮の葉陰に、西施とまではいかなくても綺麗な女の人がおったんやなあという
想い出があったらそれもよかったのに。

象潟や雨に西施がねぶの花

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帰りも当然歩いて帰ろうとしたら、ちょうど良いバスが来た。
しかたない。つい乗ってしまった。満員だ。
狙ったわけではないが若い女性の前に立つと。「すみません気が付かなくて」と言いながら席をゆずってくれた。

今日もいい一日やねえ。

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ありがとうございました。