ガイドは何も案内してないし、皆ばらばらやし、適当に西逓村のなかをあっちへ行き、こっちへ行き
してたら、先生と事務員がまわって、皆を出口へいくよう誘導し始めた。そろそろ集合時間なのだ。
おっと最後にお茶を買わなくちゃ。中国に来てから買ったお茶はあまりおいしくないなあと思って
いたことを急に思い出した。どの曲がり角でもお茶の葉を大きな鉄の鍋のようなものの上で、がらがら
回しながら売っている。最後の仕上げを見せながら売っているのだ。お茶のいい香りがする。
いかにもおいしそうだ。しかも新茶の一番良い時なのだそうだ。
来るときにもあちこちで茶畑を見ながらきた。安徽省は茶所でもあるのだ。
それで店に座り込んで試飲を始めた。先生が時計を指差しながら覗きこんできたから、
「すぐ行くよ」と安心させて茶をいただく。「うん、なかなかおいしい」、後はそさくさとお金を払って
出口へ急ぐ。丁度いい時間だ。しかし、なかなか人が集まらない。
まあしゃあない。こんなものと思わなあかんのだ。
さて、又、バスに乗って宏村近くのレストランに着いた。郊外の大きなホテルのようだ。こんだけ人がいると
こんなとこでないと無理だろう。席に着くとすぐ料理が運ばれてきた。
一応今まで殆ど学食で通してきた。急に旨そうなもんが大量に並ぶと目がくらむ。
焦って食べ過ぎないように注意しよう。
まずは鶏肉、ちょっと味が濃くておいしい。
魚も来た。癖がありそうで以外に癖がない。あっさりしておいしい。
こういうのは沢山食べる。
これは菜っ葉と干豆腐。おいしい。
豆腐と肉の鍋。こいうのは大好きだ。
安徽は豆腐の料理が多いのでいいなあ。
後はかぼちゃの煮物みたいなのが一品、菜っ葉が更に一品、それに春巻きも来た。
なんぼでも来るから気をつけないといけない。
と思っていたら、麵がきた。この麵めちゃシンプルだが意外とおいしい。
こしがなくてにゅるっと柔らかいが意外とつるんとしておいしい。
味付けも薄い目でなかなかいける。
それでまだスープが来ておしまい。
人数が多いと、品数が沢山ならんでいい。
あちこちの若者達のテーブルでは乾杯モードに入ってきた。若い人たちはどこでも盛り上がる。
「一気、一気」ではないが似たような事も始まった。
それでまた結構時間がかかってバスに乗る。
やれやれ。
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ありがとうございました。