土砂降りの雨は殆ど上がったようだ。これから富春江に行くんやけど、大雨
は困るにしてもカラカラに晴れるよりは、川霞が要所要所にあるほうがええ
感じやと思うんでちょっと期待できる。ちょうど昼飯時なんで、最寄りの村
で食事をする事になった。
それはそうなんやけど、ガイドさんも始めてらしく、それに小さな村やし、
いくらでもレストランがあるわけではなくて、車はあちこち店をさがしてう
ろうろ走る。どこでもいい、簡単なとこでもいい、というわけやけど、あん
まり清潔そうでないのも困るわけで幾つかあたったあと、やっと、とりあえ
ずここにしようというようなのが見つかった。
「子陵閣農家菜」という名前の食堂らしい。
農家自然料理を謳ってるようやけど、無農薬とか有機野菜とは書いてないん
で違うんやろと思う。
腹が減ったんで早速頂こう。
これをちゃんと食えへんとまともな中国人とは言われへんという。
わしは中国人ちゃうからちゃんと食われへん。
茄子とインゲンの炒めモノ
多分アスパラ炒めと思う。こりこりとおいしい。
魚の名前はわからんけど、川の側やから間違いなく川魚。ニンニクと油煮し
ている。ニンニクが利いてなかなか美味しい。
カボチャとベーコンを合わせるなんてなかなかのアイデアかもしれん。
珍しい味わいで美味しい。
ビールは安価な千島湖、薄いけどおいしい。
キノコと豚肉を炒め煮したもの。
優しい味でおいしい。
筍と高菜を炒めたもの。
よくある料理やけどわしは大好きだ。
ちょっとわけわからんけど、多分見たまま、ミンチ肉と卵を蒸し上げた？
味は悪くない。
この野菜は名前がわからん。野菜の姿の時に、仲間の女性が美味しそうっ
て選んだやつ。
おいしいけど、食べた事がない味と食感。にゅるっとしてる。
韮と豆腐ときのこ汁。
不思議な味。
これも仲間の女性が選んだ野菜。元の姿を写真にとっておけばよかった。
こうなるとは思わんかった。不思議な味。
自分たちで材料を選んで見ると食事も一段と面白くなる。
新しい境地に突入だ。
やっぱり田舎で野菜料理を食うのは楽しい。
もっと野菜の名前を覚えんとあかんなあ。
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ありがとうございました。