今日はちょっと足を伸ばして杭州駅を見に行こう。
これから先、杭州にいる間に時間があったら列車で旅行をしてみたいし、日本から友人が訪ねて来た時、
上海まで迎えにいかないといけない事もあるだろう。いずれにしろ、列車のチケットを手に入れるためには
駅までいって、チケット売り場に並ばなければいけない。しかも、今は身分証明書が必要なのだそうだ。
日本人ならパスポートということだ。チケットにはパスポート番号が印刷されるのだ。
あの事故で身元確認を厳重にしたのかなと思ったが、あまりそういうこととは連動してないという話もある。
ようわからん。
地図を見て見ると、駅までは歩いていけないこともない。方角は簡単だ。東へ東へと行けばいい。
バスは直通がなさそなので、乗換え方法をさがすのは面倒だ。とりあえず歩いていこう。
東へ東へと歩いて、川の手前にあるはずと地図を頭の中にいれて歩き始めた。
大分歩いたなあと思う頃、川に出合った。「これこれ」と安心し、右に曲がる。
しかし、そんな気配はまったく無い。
「これはちゃうで」とも一回地図を見直す。「この川とちゃうやんか」もっと向こうの大きい川だ。
気を取り直してもとの道にもどる。
この川、意外といい感じだ。
だんだん日が暮れてきた。「行けるんかいな?」とちょっと心配になる。
そのまま、先に進む。
とうとう向こうに見えてきた。
急に人が多くなった。荷物を持った人ばかりだ。
これから列車に乗る人、列車から降りた人達が交錯している。
旅の匂いがしてきた。こんな感じは好きやなあ。
チケット売り場は2階と書いてある。上に行ってみよう。ビルの向かい側に店を広げてるのはダフ屋たちのようだ。
こういう人たちからチケットを買ってはいけないそうだ。気をつけよう。
ビル中は30ほどの窓口がある。それぞれに長蛇の列がならんでいる。
「すごいなあ」、あんな事件もなんのその、こんなに沢山の人達がチケットを買って旅に出て行くのだ。
中国パワーを見せ付けられた。
しかし、こんだけの列で並んで、「だめ、並びなおし」って言われたらつらいなあ。
他人のチケット買うときも、その人のパスポートかコピーが必要なんだそうだ。時間や便番号、駅名など、びしばし
受け答えできるはずもない。しっかり準備してメモに書いていかんとあかんなあとちょっと緊張した。
帰りはもう真っ暗だ。
とぼとぼ帰った。次からはバスで来よう。
この日の朝飯はこんなの。
このナンと粥と漬物とゆで卵の組み合わせはかなり気に入っている。
漬物が粥にもナンにも合うのだ。
昼飯はこんなの。
麻婆豆腐風なのでかなり期待したが、かなりおいしくない。
次からは避けよう。
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ありがとうございました。