黄山、三清山の旅-15

黄山を後に、下界に降りる。
一応黄山の観光は全て終わった。昨日は雨の中の登山で結構濡れたし
しんどかったが、雨の中の雲海はまた格別でもあった。
今日はご来光こそ拝めなかったが、天気がいいので遠くまで見渡せる。
それぞれの格別な黄山の姿を見る事ができてよかったと思う。
機嫌よく下りのロープウエーの乗り場まで着いた。
来た時とは違って、「雲谷索道」というもう一本のメインのロープウエーだ。
朝早くから行動しているのでここにきてまだ8時過ぎだ。
朝早いので下りに乗る人は殆どいない。ガラガラだ。
9時半頃には安徽の古鎮巡りに出発できるだろう。

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山の上は奇岩と松ばかりであったが、下に降りると景色が変わる。
「ああ、この竹林、老師の画によくでてくるなあ」
こういうボリュームがあって勢いがある、ぐわっと飛び出してきそうな竹林
ってやっぱり実際にあるんだとよくわかった。
頭に刻んでおこう。

ロープウエーを降りると、又乗合バスに乗って、最初に行ったバスターミナル
まで行くのだ。
バス停までテクテクと歩いていると、「さすが中国」
タクシーが待っていて、「40元でバスターミナルまで行く」という。
それぞれのバス代を合わせると大差ないということで、勿論タクシーに乗る。
今日は全て順調だ。

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