黄山、三清山の旅-12

黄山のご来光を見に行く 。

 

日の出は5時半と言う事で、朝5時に出発だ。
ベッドから外を覗うと雨の音はしない。「もしかしたら」と期待がもてる。
出発から30分、いきなりの上り道だ。一気に登る。
朝一番からこれだとかなりしんどい。ハーハー言いながら前を見ると
斜面の中腹に沢山の人が貼り付いている。
「ここが日の出ポイントか」と思い、三脚を据える場所を探すが、登山道
なのであまり場所がないところに沢山の人がひしめいている。それでも
なんとか強引に場所を確保。
昨日の雨が嘘のようにあがっているが、空はどんよりと曇っている。
時々雲が薄くなりそうな気配があるが、まずだめだろう。
日の出の時間になっても雲がとれそうにないので、諦めて山頂に向かう。
ご来光ポイントだけあって、なかなかいい景色だ。
黄山の様々な峰が一望できる。北アルプスだと雲の平みたいなところかな。
ご来光は見えないが、朝霧と雲海の黄山は美しい。

飛来石のある山も印象的だ。

だんだんと明るくなる山上で霧が流れていくのを見ていると時間の経つのを
忘れてしまう。

さあ、日が出た。もう遅いけど。