黄山、三清山の旅-11

黄山の夜
昼食が終わって、部屋で休憩していたら、部屋の中にダウンジャケットが
釣るしてある。誰かの忘れものかなとよく見たらホテルの名前が入っている。
どうやら、ご来光を見にいく時は朝早いのでかなり寒いのだろう。客はそこまで
準備はしていないだろうとの配慮なのだ。「かなり気がきいている」
雨で濡れて冷えたので、夕方の散歩はこれを着て行くことにした。
ロビーでは結構人が入ってくる。団体が多いようだ。
ガイドは大部屋で皆で寝ると言っていた。団体も部屋に2段ベッドを沢山入れて
詰め込みのようだ。それでも入れない場合は表にテントを張って入れるようだ。
日本でもそうだが、山小屋は予約のない客でも拒むことはしない。
ここも山小屋体制なのだろう。
昔、日本で信州の涸沢岳に行った時、嵐になって山小屋に逃げ込んだ事がある。
テント場の皆が逃げ込んだので山小屋は超満員だった。
寝る時はまず畳の両側にずらりと並ぶ、そしてお互いの足を抱くように横に
なるのだ。一畳に2人以上寝る事になる。横になったらうごけないし、他人の
足は臭い。
ここも最盛期はこんなになるのかもしれない。
ゆっくり一回りしたが、曇っているので夕陽は見えない。
さて、「仕方がないので晩飯でも食うか」
外にレストランがあるわけもない。ロビーから下りて行くと、さすが中国
書やら画やらがあちこちにかけられている。
排雲楼の由来になった詩なのだろう。

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古鎮のある田園風景。
こういう構図は好きなのでアイデアとして貰っておこう。

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お腹はそれほどすいていないのでバイヂュウでも飲んでさっさと寝てしまおう。
しかし、マッサージをしておかなくては。
山上なので安くはないが、力も入っていいマッサージだった。
でもここの服務員、チップだけが収入だって、きついとこやねえ。

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