杭州雑感ー05、臭豆腐屋のいる街角

今日は水墨画の授業が終わったら皆で急いで街にでた。
店が閉まらないうちに顔写真を撮るつもりなのだ。
人数が多くて個性の強い人が多い人達が余ると集合することひとつでも微妙な波乱がある。
それに中国人はからまると、どんなに日本語が上手であっても言語が通じて意味が通じて無い
ことや、よくある「そんなん言わんでも当然やろ!」と言う言外の意味の範囲がかなり違う
ことが起きるためかそんなトラブルを増幅させて発熱発煙させてしまうときもあるのだ。
それはさておき、20分ほど歩いて街についた。
カルフールもあるし、マグドもある、デパートもある賑やかな一角だ。
「何かエエ匂いするなあ」
顔をしかめている人もいる。
例のあの臭豆腐屋がどっかにいるのだ。
この匂いは100m程も離れていてもわかるから実は遠くにいるのかもしれない。
「おった」、人が往来する賑やかな街角の舗道の隅にちょこっと腰かけて、鍋をおいて
臭豆腐をあげているのだ。
人がとりかこんで良く見えないが確かに鍋から煙があがっている」
「こんなんうまいんやで」、しかし、今は先を急ぐから買って食べる暇はない。

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杭州には写真屋さんが多い。
が、殆どが結婚式用の写真屋さんだ。中国の人は結婚式の写真を風光明媚な所や
歴史的な建造物の前など、いろんなシチュエーションに工夫をこらし、演出をきめて
写真を撮るのがはやっているのだそうで、そのために莫大な費用も惜しまないのだ聞いた。
だから西湖周辺にもやたら写真屋があるのだろう。
案の定、たどり着いた写真やも結婚式用の店だった。
「普通の証明書写真とられへんの?」と聞くと、ずっとその先に在ると言う。
今度は証明書okだ。
「日本みたいに街角に自動証明写真機みたいなんがあったら便利やのに」
中国ではまだこういうのは無いみたいだ。

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「いつ出来るの?」
「あした」、明日、又来るのはかなわん。
10何元かアップして20分待ったら今日できるという。
「それでいこう」
トラブルの原因は少ない方がいい。
ちなみに証明写真の値段は日本よりやや高いかもしれない。

帰りに足が疲れた人だけバイクタクシーに乗ってもらった。
グリグリギューンと一方通行の路を強引に逆走して交差点を曲がって行ってしまった。
確かにそれが最短コースやったんやけどね。
タクシーがつかまりにくい杭州では安くて便利な乗り物ではある。

場所はこの辺かな?


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