天山天池 中国の上高地

 北京からウルムチへ。3時間強のフライト。毎日数便あるというのに満員。旅行シーズンだからか。人が多いだけなのか。雪と氷を頂く天山山脈に感動しながら空港につくと、人口約160万の大都会。やはり中近東系の顔立ちの人が多い.イスラムの街なんだろう。昼食は清真料理、ヨーグルトが新鮮で爽やかな味がした。

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 食事の後、天山天池に向かう。
ウルムチ市内から約2時間、ぐんぐんと山の上に向かって上っていく。天山天池景区入り口で、車を専用車に乗り換え更に上に。
ここは、殆ど上高地だ。凛とした空気と、静かに澄んだ湖、雪山が美しい。
でも、なんとも観光客が多い。時間がかなり遅いので、帰った後といってもかなりの人であった。上高地は、遅い春と残雪の5月頃が一番美しいと思っているが、ここも、多分、そういう季節にくれば、もっとすばらしいのだろうと思った。

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 夕食後、ジャガルチというところに買い物に。あやしげなバザールみたいなところだ。22時過ぎだというのに、まだ、ほんのり明るいし、やたら人が多い。あぶないと聞いていたが、不自然に近寄ってくる人が多いし、友人はカメラをすられかけた。ちょっと離れたところに、ひっそりと絨毯屋があって、中は品揃えもしっかりしてそう、説明もしっかりしてそう。卸屋みたいな説明なのでつい信用して、気に入ったシルクの絨毯で値段交渉。2600元というのを1700元というと2000元でないと売れないという。そこで、タクシの運転手に聞いた最後の切り札で、同行の中国人の友人が「私はガイドだから、300元リベートとしてバックして」いうと、こっそり300元くれたそうだ。この手は使える。大いに気を良くしたが、日本に帰ってよく調べたら化繊だった。敵のほうが何枚も上手だったという話。
もっといいものを沢山見て勉強しなくては。