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甘粛、新疆他/敦煌、ウルムチ、トルファン

敦煌の旅を振り返ってみたら-09、北京の紫檀博物館へ

敦煌では1日がとても長かったけど翌日3時間弱で北京に帰ってきたら、もう 時間は普通に流れている。今日もう1日北京で遊んで帰るのだ。今から考えたら アホやなあ一体何してんねんって思う。折角敦煌に行って1泊1日みたいな旅 をしてどうすんねん、もっと効率のええ旅の仕方を教えたろかと今なら言える。 しかし、この頃は北京も行きたいとこが一杯だったのだ。 で、最後の日は中国の昔からの高級家具を展示してある紫檀 […]

敦煌の旅を振り返ってみたら-08、敦煌で晩ご飯

いくら半日契約でもまさかこんな時間にまでなるとは思わなかった。まるで 白夜のように日が長いんかと思うけど、時差の考え方の問題だ。中国はどこに いっても日本との時差は1時間、通貨は1つ、言語も1つこの広大な国でここ までやるのはすごいもんだと思う。しかしまあいくら昼飯に驢馬の肉を食った というても頑張れるのには限度がある。相当腹が減った。 運転手さんに地元料理の店に連れて行ってもらう。しかし。もう驢 […]

敦煌の旅を振り返ってみたら-07、月牙泉へ

駱駝を降りたら尻がほっとした。けどまだヒリヒリする。結構尾てい骨あたりの 皮がずる向けになったんちゃうかという実感がする。今晩風呂に入るのが怖い なあ。 あたりはほんのり薄暗くなりかけてるけどまだ夕方だ。時間はもう20時を回って るけど体感的には6時前くらいの感じ、月明かりの月牙泉が見れたらええのにと 思うけどまだ少し早いようだ。 月牙泉というからには三日月型の泉があるのだ。 そしてそのほとりに東 […]

敦煌の旅を振り返ってみたら-06、沙鳴山へ

玉門関を見たら、またひたすら砂漠の道を戻る。2時間かけて行ったから、帰り も2時間かかる。戻ったらもう19時だ。もうどこも行かれへん残念だ。 と思いきや周りはまだまだ全然そんな雰囲気ではない。体感的にはまだ真昼間 のようだ。運転手に聞くとまだええでと言う。 しめしめ、「ほんなら、沙鳴山と月牙泉」に行ってもええ?」って聞くと、 ええよって言う。これはうれしい。ここでは北京時間よりは体感時間が重視され […]

敦煌の旅を振り返ってみたら-05、玉門関へ

莫高窟を堪能した。言うてることはよう分からんかったけど怒涛の壁画に十分 すぎるほど堪能した。現在15:00、今から砂漠の中の玉門関に行く。ここも よくばり目標の重要ポイントだ。 王之渙の涼州詩というのがある。 黄河遠上白雲間 一片孤城万仭山 羌笛何須怨楊柳 春光不度玉門関 砂漠の中にポツンと小さなお城があるのは昔からなのか? 砂漠の中には柳も春も無い。異教徒の笛の音が聞こえるだけ? ロマンチックな […]