玉門関から、3時間以上かけて戻る。
莫高窟があった鳴沙山の裏側、月牙泉。
もう7時過ぎだというのに、まだ、昼のように明るい。
本当に綺麗な砂山だ。山の形が好い。
「駱駝に乗るかい?」、「乗ってみようか」
「いくら?」、「60元」。
2時間くらい乗って回った。
いいところをずーと回ってくれる。
これを、歩いて来ていたらと考えるとぞっとする・
見渡せど、見渡せど、どこまでも砂の山だ。
全く、別世界にいるようだ。
やっと日が暮れてきた。
月牙池で少しだけ、夕暮れ。
終わったら、お尻の皮が剥けていた。
痛い。何時までも痛かった。1週間くらいは続いた。
これで、旅するって大変だ!
旅の駱駝は・・・・って歌があるけど、そうロマンチックでは、なかったかも知れない。
駱駝って、おとなしいだけかって思っていたら、意外と凶暴な面がある。
この、ミニツアーって、場所によっては、何頭も数珠繋ぎに繋いで、
案内人が引っ張ってあるくのだが、機嫌が悪くなって、暴れだした
駱駝がいて、振り落とされていた人もいた。
遠くに、エンジン付のパラグライダーがあったので、乗ったらよかったかなって思ったけど。一日、暑い中を動き回っていたので、バテバテ。
パス。