最初は迎客松だ
黄山に来たからにはまず松に迎えて貰わないと話が始まらない。
黄山の四奇というのがあるそうだ。
奇岩、雲海、松、温泉ということだそうだ。
その松の典型が迎客松ということだろう。
黄山は2度目で、前に来た時は普通に晴れていてあまり感慨が
わかなかったが、今回は、雨と霧の中に松のシルエットが浮かび
出て、実に印象的だった。松というのは、水墨画の題材によく
出てきて、「ほんまにそんな形してんのかいな?」と思いつつ
画いてきたが、実際にこうしてじっくりみるとやっぱりその
通りだ。良く見ておいて頭に焼き付けておかないといけない。
しかし、こんな中でも観光客は多いので、主要ポイントとなると
記念写真の順番待ちが大変だ。
いろんなポーズをつけてなかなかシャッターを切らない。
次の人も根気よく待っている。
それで見るポイントを占領してしまうから、
「写真はええからしっかり見ときたいねん」と思っても
なかなか目当ての場所に行けない。
まあ観光地だからしょうがないけどね。
それにしても、シルエットで見る松はなかなか印象的なものだった。
黄山、三清山の旅-05
- 2009年8月12日
- 浙江蘇、安徽他/黄山、古鎮、墨硯紙筆
- 古鎮の旅, 奇山奇岩の旅
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