平遥古城、黄土高原、西安、洛陽を巡る旅を語る。
出発の時間だ。
ほぼ定刻、出発の案内が放送されてる。
窓側の席やから、トイレに行っておくのを忘れてはいかん。
関空から杭州へ。
今回は関空から杭州に向かう。
CA便だ。普通中国に行く時は圧倒的に上海が多い。
どこに行くにも便利やし、いろんな航空会社が選べるし、チケットが安い。
しかし、今回は久しぶりやから懐かしの杭州へ行ってみたい。文房四宝の買い物もしたい。
上海から杭州に回ると、その分時間も費用もかかる。直行便があったら便利でええではないか。
それにこの時点では上海便もそれほど安くなかった。
てなことで、杭州までチケット上は1時間半。時差があるんで、乗ってるのは2時間半。
早いですなあ。さすが隣国。便利ですなあ。
機内は満員。
杭州直行便ってマイナーなんかと思いきや、えらい満員である。
もちろん隣もちゃんと座ってはる。
昔みたいにみなさん大声でワーワー喋り合うというのはあんまりない。
だれもがスマホを見てる。世の中変わりましたなあ。
しかも、動画なんかを見ながらバンバン音を出してる。
周りに迷惑なんて全然考えてないみたい。
わしは気になるけど・・・
この国の人はこれが普通みたい。郷にいれば郷に従うと思えば、この国ではわしらもこれに慣れんとしょうがない。
それにしても結構やかまし、ですなあ。
乗務員が色々サービスしてくれる合間になんかあって、隣の人が、入れ替え用のsimチップを落としたらしい。当然ながら、なかったら大変だ。
大騒ぎ。
やっと見つけたみたい。
機内食。
無事出発。
シートベルトサインが消えて落ち着いたら昼飯の時間だ。
何にするか、二択みたいやけど、ワーワー言うてようわからん。
適当にチキンって言ってしまった。
こんなやつ。
意外と美味そうではないか。
食ってみると、思った通り。
結構うまい。
機内食なんて・・・ってよく思うけど、中華系の便の場合、美味しい場合も多いのだ。
あたりですなあ。
いきなりビールを頼んで、トイレに行きたくなったら困るんで、お茶をたのんだ。
熱いのはないという。水でええわ。
今のわしは消化力不足やから完食はできへんけど、美味しくいただきました。
そろそろ到着。
なんやらのんびりしてるうちに、陸地が見えてきた。
時間的にもう近いんとちゃうやろか。
川が見えてる。銭塘江ですなあ。逆流で有名なやつだ。
やっぱり杭州は大都会。
真っ只中へ降りていく。
着きましたなあ。
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