杭州お絵かき勉強日記-107 西安、兵馬俑の地下軍団

ここはえらく大きい。前に来た時は出口から入ってしまってえらい目にあったが、
今回は正規の入り口だ。そこから更に電気自動車に乗っていかないといけない。
「帰りの出口は一箇所ですから、そこ出たとこで待ってます」と言われていた。
兵馬俑は前来たときのあまり大きくは変わっていない。建物が一つ増えただけだ
と思う。しかし、中を克明に覚えているわけやないからどこがどう違うかよう分
からん。

ガイドがうるさく付きまとってくる。
「1回見てるからもう分かってる」と言うと、「新しくなったから知らないとこ
もちゃんと説明する」と言う。そやけど言葉わからへんしと言うと、日本語ガ
イドもいてると言う。ちょっと心は動いたが横でわーわー言われんのは好きや
ないから断った。
華清の池でもそやったけど、ここでも老人割引がない。チケット売り場に書い
てあるんやけど、パスポート見せたら外国人はだめみたいなことを言って相手
にしてくれない。ちょっとせこいやんか。

それにしても兵馬俑はすごい。
一体一体の芸術品としての価値もすごいと思う。それぞれにまるで生きている
かのような力がある。その時代の空気が立ち上がってくるような存在感がある。

こんなんがどかっと土の下にあったんかと思うと、蒋介石が故宮のお宝をごっ
そり台湾に持っていったとき、毛沢東が中国にはまだまだ土の下に幾らでもお
宝があると言ったとか言わなかったとか聞いたような気がするがその通りだ。
四川省の三星堆博物館に行った時もそう思った。
広い広い土の下に何千年、何万年もの文明の痕が眠っている。
おそるべし。

前はなかったけど今回は内部に研究施設みたいなのもできていた。

一通り見て外に出る。
出口はなんとなく一つではなさそうだ。とりあえず流れのままに外に出て、待
っているが運転手は来ない。電話をかけると違うところにいるようだ。どこに
居てるか言えという。そんなん言わへん。目印に名前書いてるわけではない。
移動しながらやりとりしてるうちにどんどんわからんようになってしまった。
「困ったなあ」さしたる目印もないし、今どこにいるか説明できへん。
そのうち、ガイドさんみたいな女の人が目についた。
「すいません」と呼び止めてやっと現在地を説明してもらった。
「ここ動かんといて、迎えにくるそやで」と優しく言ってくれる。やれやれだ。

やっぱりもっと言葉を勉強せんとあかんのだ。
それにしてもやっぱりここにきたら入り口、出口に苦しめられる。


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