杭州お絵かき勉強日記-018 杭州の名刹、霊隠寺

西湖の西岸のちょっと奥に禅の名刹、霊隠寺があると言う。
そして、その近くに永福寺というのもあるそうだ。
実はその永福寺に行きたくて、そのついでに霊隠寺にも行くことにした。
地図を見ていると、歩いて行けないこともないがちと遠い。バスはないかと探してみると、Y1のバスがある。
普通はKなんちゃらとついて1元だがYなんちゃらとつくと観光遊覧という位置づけか3元だ。2元のもある。
こんな暮らしをしてると1元でも変に腹がたつがしょうがない。
美術学院の前のバス停には止まらないので、も1つ南の次の停留所まで歩く。南まわりの時計まわりなのだ。
Y1がやってきた。本数はすくなめだが、待てばいつかはやってくる。

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えらいクラシックな形をしたやつだ。乗ったら車掌がいる。これが観光用たるゆえんなのか。
でも、案内も何もしない。普通はワンマンバスでコインを入れるしかないが、車掌がいると札で払ってお釣りを
くれる。どうもこのためにだけのっているとしか思えない。
それにいつものKなんちゃらのバスだと、路線図が車内にはってあって、車内放送を必死で聞きながら、路線図と
くらべて、降りる駅の検討をつけるのだが、このバスにはその路線図すらない。
耳だけがたよりとものすごく緊張するが、こんかいは一応最終駅のはずだから、そのまま循環するのでなければ
降りまちがうことはないだろう。

行った時はまだ連休前、バスは空いていた。のんびり座って行ける。これを書いている時点で中国の連休中だ。
西湖のまわりは湖岸が人で埋まってしまうほどの人が観光に集まってきている。今なら超満員だろう。
それでバスは霊隠というところについた。その名のとおりすぐ側に霊隠寺がある。
チケット売り場がある。入場料がいるのだ。
しかし、本当は永福寺に行きたいので、霊隠寺に行かずにすんだらそれでもいい。
それで、まわりを探してみたがよくわからない。奥のほうにインフォメーションがあったので聞いてみた。
すると霊隠寺の向こう隣だという。
そんならと行こうとしたが道がない。警備聞いたらあっちだと言う。結局霊隠寺の中に入らないといけないのだ。
しょうがないのでチケットを買いに行く。45元だ高いなあ。と思って、上の看板をよく見たら、60歳以上は半額と
書いてあるではないか。しめしめとパスポートを見せて半額にしてもらう。えらい得した気分だ。しかも永福寺の
入場料込みと書いてある。ラッキー。

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結構混んでいるが中に入る。岩に刻んだ仏さまが出てきて、なにやら怪しい(失礼)雰囲気がしてきた。
さて、霊隠寺の入り口が見えた。永福寺はその向こうだ。せっかくやから霊隠寺も拝んでいこう。
チケットを見せて入りかけると、これではあかんと言う。この中に入るにはも1つチケットが要るというのだ。
それも30元もするのだ。でもここまできたらしゃあない。今回は割引もなしだ。
中は大きなお寺。

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かなり広い境内だ。沢山の人が線香の煙を体に受けて、膝をおってお祈りしている。
線香も日本より何倍も大きいし、お祈りの形も大きい。
その分ご利益がおおいのかもしれない。
しかし、中国で仏さんを見たら、何となくけばけばしくて、日本の仏さんのように精神性が高く感じられないのは
失礼な見方なんやろね。
構内のお堂には道教の神様もおられる。
あいかわらずいっしょくただ。
さて、次は永福寺に行こう。

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ありがとうございました。