菊間で目が覚めた。
友人の家に泊めてもらった。
前にもここにきて、あちこち見学に行ったことがある。
とても良いところだ。
海辺の街。
瓦の街。
万葉の史跡もある。風雅な街でもある。
今回は、街中見学はしないで、海岸線を走る。
ずっと右手に海岸を見ながら南下する。
漁港がとても多い。
予讃線も走ってる。いい感じだ。
ずっと走って、堀江というあたりにやってきた。
このあたりに、正岡子規の句碑があるらしいと友人が言う。
行ってみようか。
浄福寺というお寺の中にあるらしい。
国道を右に曲がって路地に入っていく。行き止まり。
向こうから回る。行かれへん。
地図を見ながら道を探るけど、どうやっても行かれへんみたい。
どうやら、公開してない。そのため入り口を塞いでるんではなかろうか。
もし行ってたら、石碑にはこうある。らしい。
正岡子規 句碑
もののふの 河豚にくはるる悲しさよ
戦時中に軍艦千鳥が松山沖で、イギリス商船と衝突して多くの軍人が亡くなった。
それを悼んでできた句らしい。
正岡子規の故郷でもあるし、漱石が暮らした地でもある。「ぼっちゃん」が
生まれた街。
彼らの史跡があちこちにある。
なんも考えんと、予定してへんでも、行きあうことがよくあるのだ。
さて、では、折角やから、海まで出て港に行ってみよう。
地図には、まつやま・ほりえ うみの駅「うみてらす」。
なんて書いてある。
「みなと食堂」って看板もある。
ちょっと面白そう。
行ってみたらただの駐車場。
大きい駐車場やから観光地でもあるんやろ。「みなと食堂」はまだ開いてなかった。
ゆったりと、のんびりした良い港だ。
伊予の海、島の多いあたりだ。
漁船がときどき、出入りする。
のんびり、ゆらり。
ええとこだ。
近くには、ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)というとこがあるらしい。
陶板画の展示で有名なとこらしい。
いつか機会があれば。
で、わしらは海岸線を南に。
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このあたりの地図。
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