北京で白檀の香屋さんを見つけた

前に水墨画の老師に白檀の香を貰った話をした事があると思う。
良い匂いだったのずっと買いたいと思っていた。日本で探したら随分と高い。
それで前に黄山に行った時に老街で探したが、そんなものを売っている店はなかった。
上海ではよくわからなかった。老師に聞いたら、蘇州で友達にもらったと言っていた。
そういうルートではどうしようもない。それで今度北京に行ったらきっとあるだろうと
期待して行った。ネットでしらべると雍和宮の近くにあるという。雍和宮と言えば
中国でも有数の大きい寺だ。チベット仏教の寺だが門前に様々な仏具の店もあったよう
に記憶している。きっとお香の店もあるだろう。
雍和宮は地下鉄の駅があるから便利だ。店も簡単に見つかった。
大きな店だ。さすがに店内はお香で一杯だ。
「白檀の香はありますか?」と聞くと、「これがそうだ」と言う。
いくつも種類がある。中国人がよく使う長い線香はいらないので、「短いのはないの?」
と聞くと、勿論ある。いろいろあってどう違うのかを聞くと、中国では原材料の白檀の
木はないので、全てインドから輸入している。
その材料のランクによるようだ。それに安いのは香料を混ぜているから一見よい匂いの
様だが偽物だという。
匂いを嗅がせてもらうと確かに匂いの質が違う。
試しに老師からもらった線香の袋を見せてみると、店員はその匂いを嗅いでみて、
「これは本物だ」と言った。さすがにプロは紙に残った匂いでわかるのだ。
ちょっとましなランクを選んで、「いくら?」と聞くと、日本よりははるかに安い。
「まとめて買うからちょっと負けてよ?」と値切ったが、香港に本社がある会社らしい。
簡単にはまけてくれない。
ちょっとだけでもまけてもらって気を良くして帰った。
スーツケースに入れておいて、折れたら大変なので大事に手に持って帰った。
今回は紙も一反買って帰ったので手荷物が大変だった。
家に帰ってさっそく焚いてみると、なかなか好い香りだ。
この店、これからも愛用しよう。

 

店名 北京永利檀香店
ジャンル 香料
住所 北京市東城区雍和宫大街117
電話 010-84046533
言語 中国語のみ

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