いよいよ曲阜の三孔の一つ孔府です。
この辺は昨年末に福田首相が来たようで、ホテルも全部貸切になって
大変だったようです。
入場料もえらく高いなあと言ったら、以前はもっと安かったと言ってました。
福田現象でしょうか。
入り口まで歩いていると、馬車がいて、盛んに声をかけてきます。
すぐそこやのに乗らへんやろと思ったのですが、
どうやら次の孔廟の入り口までは遠いから乗ったらどうやと言っているみたいです。
聞き流して中に入りました。
孔府というのは裁判所のようです。
とすると孔子の教えの元に儒教的な王道裁判が行われたところなんでしょうか
入り口には、年画でしょうか、天津製のを買ったと同じような
画が門に貼ってあります。
春節明けなので、正月の縁起物かもしれません。
こういう裁判所って、銅鑼がじゃーんと鳴ったら、
ロバート・ファン・ヒューリックの本で読んだディー判事みたいなのが出てきて、
「ひかえーーい、ひかえーーい」とか誰かが言いながら、
名裁判が始まったのでしょうか。
なかなか面白いですね。
こういうの中国ならではですね。
字も好いし画もいいです。
こういう所で茶を一幅の飲みたいものです。
。。