山東省は面白いところです。一方では孔子が生まれた曲阜の街があって
何百年も続く孔子の家と教えが守られています。
又、一方では道教発祥の地とか称されて、巨大な道教の寺があります。
宗教的というか哲学的なものが生まれる土地柄なんでしょうか。
青島市内から車で1時間くらいのところに、その道教の寺、労山太清宮というのがあります。
海岸をずーと走って行く綺麗なところです。
入り口駐車場からは車をおりて専用バスか専用タクシーに乗り換えるようです。
専用タクシーの運転手が来て、我々のタクシーの運転手となにやら交渉しています。
どうやら幾らかくれたらタクシーを乗り換えなくてもいいよう、俺が
先導してやると言っているようです。
10元だったと思います。
「いいよ」という事でスタートしました。
10分以上走ってチェックポイントらしきところにきました。
又、何かしゃべってます。どうやら乗り換えろと言っています。
一緒に行った中国人が猛烈に怒っています。
「あんたが行けるっていったやないか」といった事でしょう。
結局そのまま行く事になりました。
ようわからんけどまあいいか。
行ったところは確かに景色のいいところでした。
道教の大きな寺もあります。
でも、道教って、ちょっとよくわかりません。
内には、中国で奇木といわれる珍しい木が沢山ありました。
辛夷ともいうと書いてありました。
黄梅花ともいうと書いてありました。
樹齢数百年という木も一杯あります。
この寺、お金持ちなんやろうね。
帰り道、ちょっとした坂で車がエンストです。
なかなかエンジンがかかりません。
冷や汗ものでしたが、なんとか動きました。