九州の秘境温泉プラス、湯平、杖立、由布院、黒川温泉を歩く旅が続く。
えらい大きな杉だった。
何もないよって言われなが来て見た「白糸の滝」やったけど、旧日田往還道に出会えてとてもよかった。
バス通りまで出て、振り返ってみたら、えらく大きな杉の木が見える。
あれって、さっき、白糸の滝まで歩いたときに見た杉とちゃうやろか。
あの時は、大きな木やとは思いつつ、こんな下から生えてたやつやとは気がつかなんだ。
こんなに大きな木やったとは。
樹齢四百年って書いてある。すごいなあ。
しかも、観光ホテル「ひぜん屋」が所有してるやつだ。個人で所有したら維持管理が大変やろね。
御神木など。
日本は木の国だ。
こういう神木はどこにも沢山ある。
樹齢数百年というのもそれほど珍しくはない。
例えば、わしの家の近くでも、「丹生酒殿神社」に大銀杏がある。
紅葉のシーズンにはライトアップもされるそうだ。人気スポットになりつつある。
和歌山は特に紀の国、木の国なんで、たくさんの巨木、神木に出会える。
熊野古道を歩いてると、名もない大杉がいくらでもある。
そういえば、粉河寺にも大きな木があったなあ。
あんまりありすぎて数えようもない。
外国では、あんまり木そのものを祀るというのはないんかもしれん。
それでも木を使って精霊をお祀りするというのはよく見かける。
ミャンマーで見たやつ。
例えば、ミャンマーではこんなのを見た。
あくまでもメインは仏様の方みたい。
木は、額をかけるのにちょうどええというくらいのもんやね。
ルンビニでは。
ルンビニでは。
例えば、ネパールのルンビニでは。
言うまでもなく釈迦生誕の地。有名な菩提樹の木がある。
ここで瞑想するために世界中から坊さんが集まってくるそうな。
宗教のことは全くわからんわしには、うさんくさいとしか思われへんけど、大事な場所なんであろう。
なんとなくピンと張り詰めた哲学的な空気が、、、というよりは、ダラッとした雰囲気と感じてしまったのは信心が足りんせいだったんやろか。
それより、ここへの行き帰りにみた、大きな木のしたに身を寄せあってバラック暮らしをしてる人たちの痛ましさが衝撃だった。
差がありすぎるやんか。
話は元に戻る。
そろそろ、杖立温泉の滞在もお仕舞いだ。
バスの時間が迫ってきた。
次は、九州縦貫バスにまた乗って、黒川温泉を目指す。
楽しみやね。