117、西安の朝。西安小吃街あたりを散歩する。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。

中国のいつもの朝の風景。

 

旅の朝は気持ちが良い。

知らない街に来たらいつも1時間程度は散歩するようにしてる。その街のすっぴん素顔がわかるような気がするのだ。

なんとなくみなさん朝は無防備。まだ、目が覚めて無い? どこの国でも同じやけど。

それでも、いかにもこの国らしい生の風景を見てる気がする。

なんてことは全く無い。

さすが、中国、朝からパワー全開だ。

昨晩散歩した普通の道が朝は野菜のとれたて市場になっている。

てんやわんやの大賑わいだ。

えらい勢いやなあ。たじたじとなる。

これがまた、一時したら、全て片付けられて普通の道になるのだ。

疾きこと風の如し。

朝のストリートフードなど。

そして、そのそばあたりには、露店の俄か小吃屋さんが店をだしてる。

もしかしたら、昨夜、麻雀やってはったあたりかな?

麺の店や、包子(パオズ/豚まん)の店やらいろいろだ。

仕事に出かける前、仕事を始める前にサクッとお腹を満たすお店だ。

この国では朝飯は外食という人たちがとても多い。

それにしても、こんなんって衛生的にどうなんやろ?

見知った人たち同士やからなんてことないんやろか?

わしはためらう。

 

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路地裏探訪が面白い。

やっぱり朝の散歩は路地が面白い。

前ばっかり向いて歩いたら、おもろいもんに出会いにくい。

ちょっと横を向いたら、良い風景がある。

路地裏見物はやめられへん。

夜はなんか出そな妖しさやけど、朝からは何も出えへん。

狭い路地や曲がった路地、色々あって面白い。

そういや路地裏探検隊なんてあったかな?

 

 

揚げパンと豆乳の店見つけた。

うろうろしてるうちに「揚げパンと豆乳」の店を見つけた。

なかなか良さげではんいか。

ストリートではなくて、店舗がある。

えらく流行ってる。入れ替わり立ち替わりお客がいっぱい出入りしてる。

メチャ綺麗な、とは言い難いけど、きちんと清掃されてるし、不潔感はない。

揚げ物とあったかい豆乳やから衛生面でも大丈夫そう。

何よりも、沸き立つような元気さがみなぎってるのがええではないか。

ここで食べよう。

朝はやっぱり外飯がいい。

そんなこんなで、今回も、良い朝飯に出会えた。

犬も歩けば棒に当たる。ありがたや。

安宿のしょうもないもんを我慢して食うよりは断然こっちがいい。

安宿に泊まらなんだらええんやけど、それは又別の話。

西安小吃街の地図

あじあんじゃんくしょん
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