武夷山、永定土楼、厦門の旅-21

21.コロンス島巡り
今日はアモイ最後の日でもあり、初めてのアモイ見学の日でもある。
では、どうしよう。
確か、徳化って町が近くにあって景徳鎮みたいに陶磁器が有名だったはずだけど、
ということでタクシーを捕まえて徳化の陶磁器をおいているところを知っているか聞いた。
3台目の車がやっと知っていると言う。「見るところか、買うところか?」と
聞くので、「買うところ」と言って走ってもらう。
結構遠い。貴重な時間がどんどん過ぎて行く。
やっと着いた。「あの辺だ」と指指してタクシーは行ってしまう。
でも、雰囲気が違う。買うところどころか露天の展示会があるだけだ。
しかももう終了していて、「今は入れないよ」という。
「だまされた」が仕方ない、元に戻って、「コロンス島」巡りに行く事にする。
ホテルの目の前にあって、ずっと見えていた島だ。
雰囲気のある洋館が並んで、遠くから見てもいい感じだ。

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戦前からの外国人が住んだ建物が保存されている島だということだ。
もう時間があまりないので、島巡りの船にのって一周することにする。

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船が出発すると、いきなり何やらうるさい船内放送が始まった。
どうやら「金門島が見えるから、希望者には双眼鏡を貸すがどうだ」
という事らしい。
貸し賃は1台10元と言っているが、台湾人観光客が多いらしく、
飛ぶようにさばけていく。
借りた人は一生懸命覗いている。
「こんな近くに台湾領の島があるというのもすごいなあ」と改めて思った。

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島巡りが終わる頃、「鄭成功」の像が見えてきた。
なるほど、「『国姓爺合戦』の世界か、台湾と日本と中国にかかわる世界があるってすごいな」
と感動だ。

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島巡りの船は1周すると島側に到着し、皆降りて島観光するのが決まりで、
その瞬間、ガイドの群れが押し寄せてきてガイドの勧誘をしてくる。
私達は時間がないので、次の船に乗って帰った。