岳陽、張家界の旅.12

12.更なる古鎮、芙蓉鎮

車を予約する時に、鳳凰古城の帰り、時間があったら帰る途中だから
芙蓉鎮という処に寄るという事を言ってあった。
いつものようにちゃっちゃと済ませたので、十分時間がある。
「じゃあ、芙蓉鎮へ行こう」と言うと、相変わらず恐ろしいスピードで
走り始めた。
しかし、どうも運転手はぶつぶつ言っているようだ。
「あんなとこへ、いかんでもいいのに」とか言っている。
「何を好んでいくんや」とも言っているようだ。
どうやら、この旅行者のテリトリーから外れているみたい。
それで、ついたら入り口に入るかなり手前で、「ちょっと待ってくれ」
という。何やら、地元の人と話を付けに行った。
どうやらある種の顔役と話をしたようで、入場チケットをその人が持っている
割り当ての中から買って欲しいと言う。
まあ、それはわけわけして彼らのポケットに入るのだろう。
こっちとしても正規のチケットなら同じことだから、
「それなら一人100元を90元にして」ということで
妥協した。変な世界やね。

芙蓉鎮も映画で有名になった古鎮だ。
石畳の坂道が印象的な古い良い街だ。

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しかし、ここも映画のせいか観光客が多い。
坂を上ったり下ったり、沢山の人が歩いている。

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元々、「王邨」という事で、王という一族がこのあたりを支配していたの
だろう。

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鳳凰古城も好いが、こういう古鎮もなかなかいい。
石畳の坂道と路地に味がある。
これは酒甕?いいなあ。

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