昨日紹介の紹興に行くのに、上海から杭州まで列車に乗った。
所謂新幹線というやつだ。上海南駅から杭州駅まで1時間20分程で着いてしまう。
車だと順調でも2時間強だし、上海-杭州間は非常に頻繁に渋滞する事を考えるととても便利だ。
それでも、一日を有効に使いたいので、7時25分の列車をとった。
上海南駅は初めてだが、来て見ておどろいた。
何と広い駅なんだろう。まるでドーム球場みたいだ。
日本でもそうだが、中国では移動するのに飛行機より鉄道を使う人が圧倒的に多い。
価格の事を考えればあたりまえだが、その人の量が半端じゃないのだ。
どの列車もホームには人が溢れている。
列車内は日本の新幹線より快適かもしれない。
少し高いのだったからかもしれないが席に余裕がある。
快適な旅だ。
それで、杭州駅に到着。
ここから、タクシーを捜して紹興まで行こうと思っていたのだが、
公共のタクシー乗り場が見つからない。うろうろと探していたら
あんのじょう客引き達がやってきた。
どこでもガイド付きで車を出すと言う。
紹興でも問題ない600元で行くと言う。高いというと、500元という。
何となく胡散臭いし信用できなさそうなので、断ってどんどん歩くが、
どこまでも着いてくる。それでもどんどん歩いて振り切ろうとしたが
いくらでも付いてくる。
そうしているうちにタクシーを見つけた。
値段を交渉すると600元という。客引きと似たようなものだ。
客引きは横でうちなら500元だとまだ大声をだしている。
構わずにタクシーに乗り込んで出発した。
高いかもしれないけど、一応正規に人を運ぶライセンスを持っている
方が少しは安心かもしれないという判断だ。
何をするにも難しいし、疲れるなあ。