爆弾低気圧来襲、東北温泉雪見旅−23、猊鼻渓、渓谷の一番奥まで。

猊鼻渓、渓谷の一番奥まで。

さて、船は一番奥に着いたらしい。

ここで行ったん船を降りる。

ひとりずつ慎重に船からでる。なんと言うても真冬の川だ。侮ってはいかん。

こけて水にはまったらえらいことになる。

前を向くと左手前方に巨大な景色が迫っている。

まっすぐいって左手の橋をわたるらしい。

このあたりまで来ると雪がびっしりと積もっていていい感じだ。

やっぱり、せっかくこの季節に来たからには雪景色が良い。

とても良い感じだ。

岸壁の巨大さと人影の小ささが際立って、印象的だ。

橋をわたるとその断崖が一番良く見えるところにいける。

あちらこちらで撮影大会が始まっている。

ちょうど川がぐるっと曲がっているところだ。

橋を渡る前に、ガイド役の乗員が追いついてきて、説明を始めた。

猊鼻渓のなりたち、由来などいろいろ説明してくれたけど全く忘れてしまった。

歳をとると、どんどんボケてくる。今聞いた話でもすぐに忘れてる。

あれは、なんかの鼻です。だから猊鼻なんです?
なんて。
あれは、恋人同士?
あれは、ライオン?
あれは、なんちゃら?
知らんけど。
これが中国やったら、おおきな赤やら青やらの字で名前を彫ったりしてる。

岩でも石でも、コンクリートでも、達筆な字を彫り入れてる。

わかいやすいちゅやわかりやすいけど、

自然に手を加えるちゅうことには抵抗を感じる。
どや顔が目に浮かんで気い悪い。
やっぱり日本は奥ゆかしくてええではないか。
水際までいったら、雪が崩れてはまるかもしれん。怖いもんみたさで近くまで行って
みるけど、そこそこ行ったら戻ってくる。
まあ、そんな感じだ。
いくら、結構な風光のところでも時間が経てば飽きてくる。

ちょうどええころ、そろそろ帰る時間ですよと声がかかった。

ちょうどええ。
また、橋をわたって船のとこまで行く。
また、靴を脱いで、来た時と同じ場所に順番に座って行く。
そうと決まったわけではないはずなんやけど、あえて変えるのは面倒だ。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。