爆弾低気圧来襲、東北温泉雪見旅−15、鳴子温泉、鳴子ダムを見に行く。

鳴子温泉、鳴子ダムを見に行く。

さて、タクシー車内の空気はちと下降気味だ。これで終わりにするにはちと残念だ。
運転手さんもさすがに困って、いろいろ考えはって、「では、鳴子ダムに行ってみますか?」と。
わしらも異存はない。

というか、どこでもええからどっかに連れて行って欲しい。
てなことで、駅まで戻って、更に川に沿って東の方に進む。

しばらくすると左に曲がって、川を渡る。
そこからは山に登る。
大抵の場合、ダムは山の上、山の奥にある。
道は雪道。

タクシーは平気みたい。
雪はだんだん強くなるみたい。
時々景色が見えなくなる。
ワイパーがあるから運転は大丈夫。みたい。

わしやったらこんな日の運転は敵わんなあって思う。
どんどん山を登る。

遠くに鳴子の温泉街が見える。

どんどん山を登る。
山の雪景色が美しい。
しばらくするとダムが見えてきた。

その向こうにダム湖が。

一旦駐車場に停めて、事務所のところまで行く。

その横の展望台がある。

ここからはダムとダム湖が一望できる。

素晴らしい雪景色だ。

秋の紅葉の時もええやろけど、白く覆われた風景もまた一見の価値がある。

ダム湖も半ば凍っている。

山が良い。

白い山肌の中を木々が無数に覆っている。
水墨画の世界だ。
雪は止まずに、むしろ激しく吹いてくる。空は暗い。
運転手さんは勝手に見といてくれと車のなかで待ってはる。
観光ガイドやないんやからもちろんそれでいい。
さすがに観光客は誰もいない。
わしらは十分満足してる。
冬枯れた山の景色がとても良い。

それに、山の途中で見えた温泉街の景色もよかった。
雪でなにもかも埋もれたとこに来て、あれもこれも観光したいと思うのがそもそも
間違いなのだ。

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ありがとうございました。