岳陽、張家界の旅.5

5.君山島行

洞庭湖の中に君山という島がある。
丁度、岳陽楼に正面にあって、遠くに見えるはずだ。
今日は霞が強いので残念ながら見えない。
時間があれば観光船で渡り、海からの景色を愉しむところであるが、
時間があまりないのと、この風情では船にのってもそれほど変わる
ところはないだろうと思い、車で橋を渡って行く事にした。
橋の終わりから島までの道はかなり狭いし、増水時は水没するそうだ。
「グーグルアースで見ても道はなかったよ」と友人は言っていた。
渇水時にも湖の底にある道が現れるというので、昔は、こういう橋を
使った渡り方はなかったのかもしれない。
こちらの景色は、湖水の水辺という感じで、中々好い。
遠く岳陽楼を望んでも見えなかったが、水墨画にでてきそうな
風景が画きたい気持ちをそそる。

kimijima080730-1

kimijima080730-2

kimijima080730-3

kimijima080730-4

岳陽楼側と違って人は少ないので、のんびりしている。
君山銀針という高級茶の産地だそうだが、売店には確かに並んでは
いるものの売る気もないのか、あまり勧めてもこない。

まあ、岳陽楼よりはましだったかな。