コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−84、友人が来たんでレストランに行った話。

友人が来たんでレストランに行った話。

さて、前に来た、前から来てた友人たちに加えて、今回も訪ねて来てくれた人たちがいてる。
ありがたいことだ。
それではと言うことで近辺を案内する。
なんせ、中国有数の観光スポットの一つである西湖の辺りやから、行くところは沢山ある。
ただし、わしは学校があるんで、平日はお供して案内すると言うことで我慢していただく。
てなことで、西湖の有名どころ、蘇堤という、西湖を南北に縦断する長い堤防の上を歩いた。
わしも初めて来たときは、なかなかええなあって思ったけど、何度も何度も、散歩に行く
うちにすっかり慣れてしまった。
それでも初めて人にはどうやろ?
気に入ってもらえたやろか?
このあたりを徘徊するうちに見つけたおすすめ所やから、悪くはないはず。
てなことであんまり写真も撮らずに見て回る。かなりのハードスケジュール。
歩きに歩いたという気がする。
疲れたんで、晩飯はちょっとええもんを食いたいなあって思う。
てなことで、観光も兼ねて河坊街へ。
南宋の昔の街を模したお土産屋街だ。旅の道すがらには悪く無い。
ここで、ちょっと小綺麗な店に入れば、杭州名物を食うことができるやろう。
それにしても、レストランは一杯ある。
店頭で客引きも盛んだ。「叫化鶏」って叫んではる。乞食鶏って意味らしい。
看板の絵には蓮の葉で包んだ鶏肉の絵がある。これがこのあたりの名物で売りのモノらしい。
値引きするからって、ぐいぐい押してくる。
その声に引かれてつい入ってみる。

これがそれか。

まあまあの蒸し鶏。
大騒ぎするほどのものでもない。
それと普通のインゲン炒め。

これは普通に美味しい。わかりやすい味。
そして、東坡肉。

これも有名なやつらしい。ようするにトンポーロー。豚肉トロトロのやつだ。
つぎは魚。

えらいコテコテのやつだ。西湖醋魚(シーフーツーユイ)という。
西湖でとれた草魚の甘酢あんかけ。草魚というのはナマズににた淡水魚。
これも名物っていうけど、川魚はクセが強い。
それでも、中国では、川魚を高級料理とする風潮がどこにもあるみたい。
圧倒的な人口が内陸部にいるせいなんやろか? 知らんけど。
てなことで、杭州料理をいただいた。

てなことで、近くの呉山公園のライトアップを見ながら帰る。

やっぱり観光地真っ只中。

ライトがギラギラしてる。

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ありがとうございました。