街角で見つけた麻辣湯の店。
杭州暮らし、留学生暮らしの合間に、休みの日はちょっと街中歩きの足を伸ばして
ストイックな暮らしのなかでも、安くて美味いもんはないかと、珍しい店はないかと
探して歩く日は、収穫があるととても嬉しい。
どうせ、探すのは安そうな街角食堂だ。もちろん高そうなレストランもたくさんある。
入ってみればそれでも意外と安くて美味い場合もあるんやけど、見た目に立派なとこは
あまり対象にはしないことが多い。
この日は、「いいとこ、見つけた!」。
「正宗重庆人麻辣烫」最後の湯の字は下に火がある。熱い湯という意味だ。
簡単に言うと、元祖重慶人の麻辣スープみたいな意味? かな?
外観はちょいと小汚なさげで、ためらいはあるけど、けっこう惹きつけられる。
ちょっと覗いてみる。
食品棚があって、串にさした食材などがきれいに並べられてる。
意外と清潔そうやんか。
麺やもやしなんかも準備万端。
とても美味しそう。
どうやら、先に好きな食材をえらんで、おっちゃんに渡したら、麻辣の熱湯で
グラグラ煮てくれて一人鍋みたいにしてくれるような感じではなかろうか?
こんなやつは、東南アジアの街角屋台でとてもよく見かけるスタイルなんやけど
何度の中国に来てるけど、わしは初めてみるやつだった。
因みに、10年たった今では大阪の街でも見かけるほどのやつで、一気に中国中はおろか
海外まで人気が広がったんやろね。
とにかく、とりあえず、食材を選ぶ。
最初から飛ばさずに、少々控えめに。美味しかったら又来よう。
やっぱり予想通り。
選んだやつを網籠に入れて、麻辣スープのなかでシャブシャブと煮込んでくれる。
麺も入れてもらう。
こんなやつができた。
とても美味しそう。
辛さがたまらん。四川風味で麻も辣もよく効いてる。
これは抜群に美味いでは無いか。
これで14元。ほぼ200円ちょい。えらい安い。
ストイックな暮らしにちょうどええではないか。また来よう。
ええとこ見つけた。
ご馳走さんでした。
場所は多分ここ。
正宗重庆人麻辣烫
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ありがとうございました。